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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 92

小学生にしか見えない真はセックスアピールと言う点では他の奴隷に大きく及ばない。
ただ悠と愛し合ってる事が真の全てだったが、奴隷としては何も無い事にその言葉に気付かされてショックに打ちのめされたのだ。
その傷心の真が毒島の所に残ったのだ。
「あら?…どうかしたの?」
「マコ…変わりたいの…悠く…じゃなくてご主人様に喜んで貰える奴隷になりたいの!!」

ラブラブな生活で何も考え無かった真だったが、悠の周囲に女の子が増えた事でかなりのコンプレックスに自信喪失してしまっていた。
悠は相変わらず真を一番に愛してくれるのだが…それすら真のコンプレックスを増幅する事になるとは若すぎる悠には解らなかったのだ。
「そう…真ちゃんだっけ?…あたしは女の子の願いならどんな手段を使っても叶えてあげたいのよ…でも後戻りできないわよ」
「うん…マコ…変わりたい…」
更なる実験材料に喜びながら玲子は魔境に真を招き入れた。



悠が真がいない事に気付き、毒島の所に来たのは真がカプセルに入った後だった。
「先生っ!、マコを返して下さいっ!!…」
半狂乱で詰め寄る悠に毒島は冷たく答える。
「駄目よ…真ちゃんの気持ちに気付いてあげれなかったんでしょ?…今回の全ての騒動は君自身が招いた事よ!」
「そんなっ!…マコは僕の全てなんですっ!!」

「黙りなさいっ!!…君の優柔不断な態度が真ちゃんを追い詰めたのでしょ!…一週間、奴隷達を愛する事を考え直してらっしゃい!!…その間、他の奴隷をキッチリ可愛がれ無かったら…真ちゃんの記憶から君を削除するわよっ!」
毒島は頑として悠をはねのけ扉を閉める。
ショックを受けた悠が何度叫ぼうと扉が開く事は無かった…

玲緒奈、多美、木葉は真が帰ってくるまで処女を取っておくと申し出るぐらい悠は打ちのめされていたが…真を一時的に失った悠は考えを改めた。

積極的に女の子達と話すようになったのだ。
勿論、しっかり話した上で奴隷にしない事を納得するまで話し、そんな女の子達の相手探しまでしてやるようになった。
そして、自分の奴隷達は彼女ら一人一人とよく話しをして、彼女達の気持ちを少しでも理解し、自分を解って貰おうと努力した。
そんな涙ぐましい努力は悠を確実に成長させ…一週間後、真を迎えにきた悠の強い視線に毒島を驚かせる程までになっていた。

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