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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 89

気後れせずに物申す悠に、玲子は素直に道を譲る。
悠は躊躇することなく、学園の魔境へと足を踏み入れた。

「ゆ、悠ちゃん!?」
「ままま待ってくださぁい!?」
「ひ、1人で行ったら危ないって!?」

ビビりまくりの真・沙絵・静の3人もあわてて悠の後を追う。
立ち入るどころか、近づくのもいやであろうに。
その行動から3人の悠への愛情の深さが見て取れた。

「濃田さん!?池野さん!?迎えに来たよ!
 どこにいるの!?」
「「悠・・・サマ?」」

悠の声に、部屋の奥から2人の人影がおずおずと近寄ってきた。
近づくごとに歩みが速くなり、最後には悠に向かって飛びついた。

「うわっ!?」
「悠サマっ!悠サマ、悠サマ、悠サマぁっ!!」
「会いたかった!
 多美も木葉ももうお会いできないかと思いましたぁっ!」

そう言って泣きじゃくる多美と木葉。
しかし悠たち4人は声も出ない。
2人とも・・・特に多美が実験台になる前とは別人のような体つきになっていたからだ。
しかも顔まで輪郭や目元こそ元の面影はあるものの二人ともより綺麗にそしてより可愛くなり絶世の美少女へと変身していた。
多美は卵顔の目が丸くくりっとした元気一杯な美少女に…
木葉は面長で目元がキリッとした清楚で可憐な美少女に…
その美しさに悠以上に真や沙絵はうっとりとし、元々多美や木葉の憧れだった静さえも惚れ惚れするほどだ。
そして首から下はと言うと…二人の体は顔とのギャップがあるほどの悩殺爆裂ボディへと変わっていた。
胸は控え目な木葉さえも120は下らないし多美に至っては140は超えているだろう。
しかも重力に逆らい砲弾のように前に美しく突き出ている超美巨乳だ。
また胸だけでない。
腰は二人とも華奢なぐらい細く括れている。
尻は多美がボリュームのあって丸くて大きく、対して木葉は多美に比べたら小さく可愛らしい。
そして腕や脚は多美はカモシカのようなしなやかで美しく、木葉も柔らかくもスラッと綺麗に伸びていた。
まさに二人は玲子の最高傑作と言っても良いだろう。
しかしそれ以上に淫らな体になっていたのは悠は勿論多美や木葉さえもまだ知らない…



そうとは知らない多美と木葉は悠に強く抱き付いていた。
「濃田、池野。ご主人様に会えてうれしいのはわかるが、そろそろ離れろ。
 我慢できなくなるぞ」
「「あっ・・・!」」

玲子の言葉に、多美と木葉はほぼ同時に悠から離れる。
玲子のセリフにも気になるが、あの2人のあわてよう・・・。
彼女は2人にどんな改造を施したのだろう?
悠がその疑問を投げかけるより先に、玲子は満足そうな笑顔で声をかける。

「どうかな、桐生?2人ともいい出来でしょう?
 ひさしぶりの実験で良質な素材が来たものだから、私も久々に満足のいく結果を出せたわ」

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