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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 64

その様子に微笑みを浮かべるは元肉便器の春華と春菜。

「違いますわ、ご主人様・・・。3人は首輪が嫌で泣いているのではありません」
「むしろ逆なんです。
 お慕いしていた殿方に求められ、その証まで下さったことに感激しているんですよ。
 さあ、早く首輪を3人におつけください。
 きっとその瞬間を待ちわびているでしょうから・・・」
「う、うん・・・」

何か納得できなそうな表情をしつつも、とりあえず3人の首に首輪をつけてやる。
しかしその間も3人の涙は止まることはなく。
敬一は『ホントに大丈夫なんだろうな?』などと不安を抱かずにはいられなかった。
そんな不安を晴らしてくれたのは、敬一の母春菜であった。

「ほらほら、3人とも!いつまで泣いてるの!?
 もうあなたたちは敬一様の専用奴隷なのよ?
 ご主人様にお礼の1つも言えないの!?」

その言葉に3人は、あわてて涙を拭く。

(そうだ、もう泣いてなんかいられない。
 せっかく敬一さまが私たちをご指名くださったんだもの。
 このご恩に報いるよう、一生をかけてご奉仕しよう・・・!)

3人はそう心に固く心に誓うと、敬一にひざまずいて深々と頭を垂れた。

「「「敬一さま。このたびは私たちを専用奴隷にしていただき、真にありがとうございます。
 私たち一同、あなた様を永遠の主として身も心も捧げて尽くしますので、どうかよろしくお願いいたします」」」

それはうそいつわりない3人の想いの表われであった。
この瞬間、敬一は長いこと捜し求めていた最高の女を一度に6人も手に入れることができたのであった。
****

敬一がようやく専用奴隷を手に入れたその頃。

「ゆ、悠ちゃん、大丈夫?」
「な・・・何とか」

ここ最近トラブルの絶えない生活を送っていた悠が、寮の自室でようやく安息を手に入れていた。
自称家畜奴隷の静が悠のグループに入ってからというもの、彼は静の『子猫』たちに追いかけ回されるようになっていた。
静が公然の場で家畜奴隷入りを宣言したことで、彼女のかわいがっていた生徒たちが静を取り戻そうと動き始めたのだ。
さすがに主従関係を結んでしまった以上、はいどうぞと返すことはできないが、できる限り譲歩しようと思っていたのだが・・・。
それが甘い考えだと思い知らされたのはまもなくのことだった。
・・・と言うのも、一部の生徒が『自分も悠の家畜奴隷にしてくれ』と懇願してきたのだ。
大好きな静から片時も離れたくない思いの表れらしいのだが、愛のない主従契約など結びたくない悠には迷惑極まりない提案だった。
悠はあわてて説得を試みるが、彼女らは全然話を聞いてくれない。

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