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陣陽学園〜Fight School〜
官能リレー小説 - 学園物

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陣陽学園〜Fight School〜 62

それよりも出流が暗澹たる気持ちになるのは、今の彼の立場・・・

幸乃に手痛く負けて尻を掘られた後に言われた言葉。

『私から一本取るまで、クラスの肉便器してもらいます』

宣言通り幸乃の巨根を舐めさせられた挙句、六郎とKAZUMAにまで尻を掘られる始末。

更に市花にはイチジク浣腸を食らい尻を押さえたままトイレ直行・・・

程よくほぐれた尻穴がスースーするような気分で、泣きたいやら情けないやら・・・

故に心と尻が非常に痛い出流だった。

「でもね、るーくん」

振り返って明るい表情の真麗愛が出流を抱きしめる。

女らしく柔らかい身体と豊満な乳肉が出流を包む。

「オシリは慣れておいたほうがいいよ」

因みに山吹組の超肉食女子達。

突っ込まれるのも好きだが、突っ込むのも好き。

レズプレイだけでなく男の尻穴すら躊躇ない。

バッドガールズがケツバットの刑と称したバイブ責めの様に、女の側から男を凌辱する手段は幾らでもある。

まして男同士で肛門を責められるという行為は犬や猿のマウンティング同様、オスとしての敗北を意味する。

一応同格(ヤる方も気まずい)という事もあって幸乃の時と同様の拒絶は認められた。

KAZUMAの大振りな拳鎚は挙動から先読み出来たにも関わらず回避不能な速度で出流の頭頂に打ち下ろされ一撃KO、六郎の拳銃は用意に押さえ込めたが敢えてメイン武器を晒すフェイントから腕を絞られた上に金的膝蹴りまで喰らった。

幸乃と交わった際のダメージを考慮して、彼等は手加減を命じられていたにも関わらずの敗北、出流は歯噛みしながら肛門を差し出した。

喧嘩に負けてオカマ掘りまで喰らう屈辱、彼等も通って来た道なのだろう。

そうした要素を含めた上でこの学園に限らずとも女性主体な行為の強要、指や道具で男の肛門を責める等の性癖を持った女は存在する。

どちらにせよ出流が男たる者を証明する条件は日々過酷になっている、負けが込めば文字通りジリ貧だ。

その攻略対象の一人、真麗愛としては誰と交わるにも風俗プレイと割り切っている向きが強い。

彼女がベッドで仮面を脱ぎ捨てるのは王子様こと『にぃに』の前か、アグレッシブな男子力に満たされている時だけだ。

柳兄妹も入学当時は敗北を繰り返し、その度兄は妹の楯となり童貞より先に肛門を差し出した。

そして奴隷堕ちに至る敗北で、とうとう見世物としてのセ○クスを強要された。

両腕両脚ヘシ折られ身動きままならぬ兄の逸物を跨いで純潔を散らした時、妹の中で何かが壊れた。

味わったのは痛みだけでなく強烈な快楽。

脳髄まで溶かし尽くす快楽は兄妹所以なのか、淫蕩の血を持つせいなのか・・・

どちらにせよ真麗愛は兄の上で狂ったように腰を振り続け、その後の輪姦でも白目剥いても腰を降り続けていたのだ。

そして、兄妹揃っての劣等落ち。

ある種壊れ、ある種目覚めた真麗愛はセックス三昧の生活に。

殆どの時間、肉棒を穴と言う穴で咥え込み、食事中も排泄も就寝中すら咥え続ける。

大半は兄・・・

勿論、それ以外でも喜んで股を開く。

セックスと兄さえいればなにもいらない彼女にとって、劣等は実は天国のような場所であったのだ。

ただ、兄の方・・・

翔は劣等から這い上がる気概を捨てていなかった。

セレブ熟女のオモチャにされながらも機会を伺い腕を磨く。

元々素質は一級品。

脱出までにそう時間はかからなかった。

そしてサバットが腕を封じられた状態での戦闘や、場にある鈍器の流用まで想定した護身術故である。

妹もまた兄が行くともなればついてゆく、それは『見捨てられるかも知れない』という被害妄想を孕ませていた。


とりあえず紺色まで上がり翔は真麗愛に人並の生活を学ばせようと、山吹組のシマである喫茶とぅいんくるすたーでのバイトを始めた。

しかしそこで世話になった純華との関係を誤解し真麗愛は翔を刺してしまう。

その場で純華は真麗愛を取り押さえ白服権限で翔を病院に緊急搬送、二人の経緯を理解した彼女はこの兄妹を山吹組で引き取る事となったのだ。

「るーくんも、にぃにの事好き、かなぁ?」

真麗愛の豊乳と細腕の下に隠された剛力は、胸の中で出流の頭蓋骨を完全にロック、下手な返事を返せばそのまま首をヘシ折られそうだ。

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