転校生2 4
「まさか、入籍も!?」
「正式じゃないけど、イベントよ。ドレス着れるし、女子校なのに公認で男子と付き合えるんだから、鼻が高いわ」
一人で悦に入ってる様子を見ると、ハーフだったせいでこれまでいろいろ苦労してきたのだろう。
リハーサルなのに僕に母親を見せるのも、片親でも影響力があるので、自分に無礼は許さないと示さんがためだろう。ハーフを希望したのはこちらなので、心配は無用だと説明した。
まだ同室や肉体関係は許されていないので、仮説の僕用の部屋で眠り込んだ。
学校に希望の女子を宛てがってもらったので、一週間のレッスンを終えるまではお預けと自分に言い聞かせた。
次の日は授業にも出れず、北本さんと式のリハーサルをした。指輪交換もないし、誓いも在学中という期間限定だった。周囲へのアピールとの意味合いが濃いみたいだ。
なんとか午前中で終わったけど、性のレッスンは続くので、午後になると主のいない保健室で別の先生を待つことにした。ドリンクも飲んだし、今回辺りから僕も動くプレイを学べるだろう。
「体育担当の高沢だ。今日は正常位と立ちバックを教える。初日は遊びみたいなものだっただろう。いろいろ覚えないと、北本と寝た時に困るからな」
「あの…」
保健室に先生が入ってくる。昨日の新条先生とはまるで違う。どちらかと言うとお嬢様学校向けでないタイプだ。他の先生と違った意味で、男子が来たのを喜んでいそうだ。
他にも体育の先生はいるけど、横車を通してでもこのレッスンに名を連ねたがったのだろう。立ちバックも教えるというのは、体力があるというアピールにも見える。
「質問か?下の名前は可奈子で、独身だ。この間の検査でも会ってるな。筋肉しかないと生徒の間では言われている」
「腹筋、すごいですね」
「これからハメる女の体だぞ、胸ぐらい見ろ、これでもGカップはある。男なら巨乳のほうがいい癖に」
「はい」
彼女は髪は一応ロングだけど、うなじのあたりでまとめている。女を誇示するような赤いジャージを羽織っていて、下の白いシャツは胸元をつっぱらしており、ボトムの黒いスパッツはぴっちりししている。
「いきなりちゃんとハメれる程、セックスは甘くないぞ。今日は何回出していいから、ちゃんと覚えてもらう。北沢、早く脱げ」
高沢先生は、ジャージを脱いでスパッツもすぐずり下ろした。下はなんとノーパンで、ヒップも大きいみたいだ。僕が脱ぎ終わる前に、彼女はTシャツだけの姿でベッドに上がっている。
僕が高沢先生の隣に座って抱きしめようとしたら、
「違う。そうじゃない。もっと、ガバッと押し倒すぐらいのレイプしてやろうぐらいの勢いで私を抱きしめてみろ。こんなふうに。」
高沢先生は手本を見せるように僕を豪快に抱きしめた。
「うわ!おっぱいが・・」
「これぐらいの事で照れるんじゃない。」
「せ、先生…」
「どうした?興奮してきたか?ボッキしてたらそこのローションをたっぷりつけるんだ」
やっと離れてくれたかと思うと、高沢先生は準備するように命じた。昨日と同じで前戯や濡らす試みは不要らしい。
あくまで生本番についての授業だからだ。本当は彼女のおっぱい揉みたい気がするけど、ローションも初めてで自分で塗り広げながら扱くと思った以上に気持ちがいい。
「普段は濡れてないと入らないんだ。でも、ヌルヌルだとすぐできる。便利だろ」
「もっとマニアックなものだと思ってました。ソープで使われてるイメージが強くて」