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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 129

 ムダに肉がついててジャマだったけど・・・これならぼくにもできるかも!)

琴は見よう見まねでパイズリをやってみる。
フェ○もしてやりたいところだが、勃たない以上はやりようがない。
琴は胸ごと挟んだ肉棒をこねるように刺激を与える。
しかし所詮は付け焼き刃。
今まで手塩にかけて育ててきた自分の専用奴隷の業を受けてきた浩二を満足させるには遠く及ばない代物だった。
どんどんたまっていく浩二のフラストレーション。
それはかつて暴君のように振る舞っていた浩二を復活させるかのように脈々とその活動を強めていった。

――――

その頃。琴を追って出て行った湊と古屋姉妹はというと。
彼女たちは最愛のご主人様を探して、外に出ていた。
途中、教師から授業が始まる時間に何をしているのだと注意されたが、ご主人様の一大事にそんなことなど関係ない。
半ば暴走しながら浩二を探す湊に、古屋姉妹はヘトヘトになりつつ、付き従っていた。

「どこ!?どこに行ったの、浩二様とあのバカ女は!?」
「ハァハァ・・・。お、落ち着いてください、湊さん」
「ゼェセェ・・・。か、感情的になってたら見つかるものも見つかりませんよ〜」

頼むからこっちのことを考えてくれと思いながら葵と睦は助言する。
しかしプライドが高く、浩二にベタ惚れしている湊に正論など通用しない。

「何言ってるの!?浩二様がさらわれたのよ!?
 しかもあの新入りに!!これを怒らずして何を怒れって言うのよ!?」

その言葉に2人はがっくりの肩を落とす。
比較的おとなしい性格の2人は、さっきからこの調子で周囲へのフォローで大変な目にあっていた。
隠れられそうな場所を思い出しながら何やらブツブツしゃべる湊に、古屋姉妹は別行動で探そうと提案しようかと思ったその時だった。

――ふひゃああぁぁああぁぁッ!!??

『!?』

聞き覚えのある絶叫が響き渡った。
sれh何とも奇妙な叫びだった。
絶叫と呼ぶにはあまりに間の抜けており。
かと言って喘ぎ声と呼ぶにはあまりにも声が大きすぎる。
今まで聞いたことのない叫びに、湊たちは少々面食らった。

「な・・・何よ、今の変な叫び声は!?」
「今の・・・琴さんの声・・・でしたよね?」
「まさか・・・浩二様が?」

葵と睦の言葉に、湊はイヤな予感がした。
その指や舌の妙技はいまだ健在であるとは言え、不能に陥り、やる気を失った浩二に琴を女に戻すようなマネができるはずがない。
しかしもしあの女が浩二の不能を治してしまったしたら?
自分たちがいくら努力しても治せなかったというのに、あの新入りが直してしまったとしたら?
それは今まで浩二に仕えてきた専用奴隷として、絶対にあってはならないことであった。
そう思った瞬間、湊の身体は考えるより早く駆け出していた。

「あ・・・湊さんっ!?」
「お・・・追いかけるよ、睦!」

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