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朝、目が覚めると………
官能リレー小説 - 学園物

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朝、目が覚めると……… 125

しばらくすると、ディスプレイに何やらホームページの画面が現れる。麗華は興味深々に覗きこんだ。

「どれどれ・・・メイド喫茶?」

「そう、ここのメイド喫茶って結構有名みたいだな。かなり遠方の方から、客が
来るみたいだね。」

「ふうん。」

「でね、でね、麗華ちゃん。今度一緒に行かない?美味しいケーキがあるのよ〜。」

目を輝かせながら美由は麗華に話し掛ける。
それはもう、恋する乙女のように(爆)

「あはっ。美由さんがこれに興味あるのは、ケーキじゃなくて、女の子が目的でしょ?」

「あはは・・・バレたか。」
ぺろりと舌を出す美由に麗華はにやにやとした表情で見ていた。

(メイド喫茶か。けっこう面白そうね。帰りにでも寄ってみようかな。)

帝に災難がまた一つ増えたようである。
その頃、和美はと言うと・・・。

樫原 智美の案内で校内を回っていた。

和美の後ろには大勢のギャラリーがいるので、智美もやりにくそうだが。

「ここが、理科室です。実験器具は隣の部屋にありますよ。」

「あ、ここですね。うんうん、そっか。」

智美の説明に熱心に聞く和美。時折メモを取っている。
「じゃぁ、後は体育館の方なんですけど・・・。」

「あ、知ってます。え〜と、え〜と、どこでしたっけ?」

「和美ちゃ〜ん、こっちこっち!」

きゃろきょろする和美に、ギャラリー方から声が出る。
どうやら、困っている和美の仕草が萌えるようだ。
盛んにカメラ付きケータイで、彼女を写している不届き者もいる。
そんな中にこの男もいた。
兵藤祐希(ひょうどう ゆうき)帝のクラスメートだが存在感の薄い男なので和美も智美も気付いていない。

(如月和美さん‥‥可愛い子ですね‥‥メイド服が似合いそうな‥‥またコレクションが増えそうです)

この男、メイド服マニアでメイド喫茶の常連でもある。
智美が働いていることを知り、毎日のように通い写真を撮っているのだが、智美はまったく気付いていない。


さて、その頃帝たちは


教室

「どうする?蓮たち付いて来る気だぜ」
「いいんじゃないか?別に困ることもないだろう」

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