学園の牝 102
悠の肉棒はへそにぶつかるくらいに硬く、大きく反り返った。
「えへへっ、おっきくなった♪」
「まだ玲緒奈ちゃんたちも来ないようだし、今は私と沙絵の身体で遊んでくださいね?」
沙絵と静は役得とばかりに悠の剛直にありつこうとしたその時だった。
悠が人の気配を感じて顔を上げると、そこにはいつの間にか姿を消していた玲緒奈・珠美・木葉の3人がいた。
「ダメよ、静さん。
2人がかわいがってもらうのは、玲緒奈さんと木葉さんがご主人様のモノになってからですよ!」
「ごめんなさいね、静さん。
早くしないと木葉さんが恥ずかしさのあまりにどうにかなっちゃいそうでしたから」
その言葉に興味を引かれた静と沙絵はひょい、と顔を上げる。
するとそこには・・・。
「ん〜っ!ん〜っ!」
全裸にリボンを巻かれて拘束された木葉がカートに乗せられて運ばれてくるところであった。
それを見て誰よりも驚いたのは悠だ。
いくら自分の専用になりたがっていたとは言え、嫌がるようなことをするのは彼の主義に反することだから。
「木葉さん!?玲緒奈さん、彼女にいったい何をしたの!?」
「そんなに怒らないでください。私は木葉さんが素直になってくださるように、その準備をしただけです」
「・・・・・・?」
「木葉さんは悠さまの専用奴隷になりたいのですが、恥ずかしくて処女をささげることに抵抗があるそうなんです」
「え・・・?」
その言葉に悠は愕然とする。
自分はまたしても自分を慕ってくれる女の子を傷つけてしまったのかと。
しかしそれは悠の勘違いである。
「あ、誤解しないでください。
木葉さんはご主人様に抱かれたくないわけではないんです。
ただものすごく恥ずかしいだけなんです」
「ですから恥ずかしさへの免疫をつけるために、あえてこのように縛らせていただいたんです。
もし私たちのお疑いになるのでしたら、彼女の口から直接ご確認ください」
玲緒奈と珠美はそう言うと、木葉のぷっくりとした唇を覆うリボンを下にずらしてあげる。
理由を語られるまでは必死に抵抗していた木葉であったが、理由を言われてからは今にも泣きそうな顔を真っ赤にしているだけだ。
悠は彼女たちの言葉を確かめるべく、できるだけ優しく木葉に問いかけた。
「・・・木葉さん、そうなの?ぼくに抱かれるのがイヤだったの?」
「・・・・・・!!」
木葉は首を大きく横に振って否定する。
そして彼女はポツリポツリと理由を語り始めた。