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人形遣い
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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人形遣い 3

週に1度通っていたゆみは、毎日通うようになった。私は毎日
ゆみの身体を隅々研究してはその反応を確認していった。ゆ
み自身が気づかないゆみの状態をゆみに伝える。自分の身体
を観察されるのにはなれましたね?衣服の上から見られるく
らいならもう抵抗ないですね。ゆみは、既に感覚を麻痺させ、
なぜ抵抗があるか聞かれるのか理解できなくなっていた。催
眠がなければ、一介の主婦がボディラインを男に凝視される
ことには抵抗があるはず。しかし、ゆみの警戒心は既に薄れ、
抵抗を感じなくなっていた。ゆみの身体のラインを確かめる
ためと、ボディをタッチしても抵抗なく受け入れた。そして
抵抗とは異なる反応が返ってくる。紅潮し身体が火照ってい
るのだろう、汗とともに牝の匂いがもやもやと服の上へ漂わ
せている。ゆみの瞳の奥には、交尾する相手と認識している
淫らな光が宿っていた。その頃のゆみは、旦那との交わりが
週1から月1へと減っていた。ゆみの身体は、交尾を必要と
していた。



「旦那とゆみA」

ゆみは1カ月振りに旦那とベットを共にしていた。嬉々とし
て旦那の欲望の捌け口になり、自身の欲望を満たしていた。
肉棒にしゃぶりつくと程なく、前戯なしに挿入される。ふや
けるほど濡れたた膣穴に旦那の怒張が突き刺さる。久方振り
の刺激にゆみの顔は崩れていく。今から繰り広げられる激し
い突き上げを予期して数々の性体験が脳内にフラッシュバッ
クされる。旦那の腕に力込められ筋肉が盛り上がるのを目に
すると反射的に身体がこわばる。膣癖もきゅぅと収縮すると、
快楽が脳天を突き上げた。旦那は自分の嗜好を悟られまいと
気だるそうにゆみを抱いた。如何にも性欲を処理するためだ
けを装って、何年もしてきたようにおざなりのセックスに見
せかけた。ゆみにとって、これこそが日常のセックスである。
何年にも渡り前戯のないセックスが繰り返されるうちにしゃ
ぶりつくことで濡れる身体を手に入れていた。肉穴を突き上
げられたときには、ぐしょぐしょに濡れていた。長い夫婦生
活でゆみは完全なM妻に変えられていた。ゆみにM女の自覚
はなかったが、強く打ち付けられる腰、乱暴にえぐられる膣
癖、肉棒の出入りで擦られる肉壁、そのどれも幸せに感じて
いた。ほんの数カ月前まで、毎晩受け止めていた精子。旦那
が、赴任先で射精せずに30日も過ごせるはずはなかった。
旦那は既に汚れた衣服を持ち帰ることがなくなっていたし、
現地妻がいるのは明らかだ。汚れた下着に微かに残ったあの
ときの精子、ワイシャツに残った香水の香り。ゆみには、そ
れらを咎める勇気がなかった。1カ月に1度のセックスすら
失ってしまう恐怖がゆみの判断を狂わせた。ゆみは黙認する
しかなかった。


実際のところ旦那は秘書とできていた。旦那にとって秘書は
性処理道具だった。毎晩部屋に連れ込んみ、ほぼ同棲状態に
なっていた。旦那は浮気を黙認するゆみを愛おしく思ってい
たが、ゆみにはそんな旦那の気持ちを知る由もなかった。旦
那は、浮気している自分を許すゆみを、そして不安を抱えた
まま抱かれるゆみを見るのがたまらなかった。付き合い始め
た頃から変わっていない。何か聞きたそうにしながら不安そ
うにしていて、それでいていつでも全力で愛情を注いでくれ
た。婚約前、ゆみのために浮気をやめ女を清算したことがあっ
た。しかし、その後しばらくゆみの身体の反応が悪くなった。
ゆみは、浮気している男とセックスするときこそ最高の反応
をする女だった。それに気付いたのは偶然だった。昔の女が
押しかけてきて、仕方なく一発やった。女を満足させ帰らせ
たあと急いでゆみの部屋を訪ねた。その夜のゆみは、いまま
でのゆみとは違う最高の反応を示した。ただ恥ずかしそうに
嫌がっている様子と明らかに違っていた。嫌がっている風に
もかかわらず、まんこのうねりも締まりも最高だった。いつ
もならゆみの身体を気遣って3発でやめていたセックスも朝
まで繰り返し抱いた。ゆみを抱き終わり、翌朝シャツに袖を
通したとき、女の香水の香りが残っていた。ゆみ……嫉妬…
なのか……。女遊びを慎むことをやめた。

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