PiPi's World 投稿小説

ダークヒーロー
官能リレー小説 - アブノーマル

の最初へ
 6
 8
の最後へ

ダークヒーロー 8

それは子種を残し終えた男達から放たれたものだった。
「オォォ…」
「グアアア…!」
「グエエエェ…」
男達の肛門を何か触手のような物が貫き、その刺激に身を捩っていた。それに合わせて欠損が修復されていく。
いや、変化している。男達の肉体が盛り上がりながら骨格すらも異形の物へとなっていく。
「化け物を作ろうってのか?」
いつしか男達は屈強な狼男へと変身を遂げていた。
彼等は完全に生まれ変わったのだ。先程の宴は彼等が生殖可能な人間の子種を放つ最後の儀式でもあったのだ。
変身の昂りに至るところで白濁が噴射されたが、狼男となった彼等の男汁はもう孕ませる事は出来ない。

先程の戦闘で殺された男達の全てが狼男への転生をした。つまり相手の戦力が何十倍以上となったということになる。
「なんて事だ!逃げるぞ!」
そこからはもう悲惨としか言いようがなかった。
ヘルオクトパスが触手を振り回すが狼男達はそれを易々とかわし、次々に攻撃を繰り出す。
狼男の一人一人が怪人と対等に戦える程の力を持っているのだ。
その中には俺が派遣した男性戦闘員だった者も居たが、もはや区別が出来ない。戦闘員すらも躊躇なくヘルオクトパスらに攻撃を加え、蹂躙していく。
一方的にそして徹底的に叩きのめされる、戦いとすら言えない攻撃が始まっていた。


,
の最初へ
 6
 8
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

アブノーマルの他のリレー小説

こちらから小説を探す