良きオスはシェアするが吉 9
むにゅっ、と瀬奈ちゃんの豊満なおっぱいが俺の顔に押し当てられる。
さっきの、温泉の中だったらそのままエロモードで突っ走れるような状況だったが、今はそれよりも瀬奈ちゃんの女神のような優しさに、涙が溢れてきた。
「瀬奈ちゃん…」
「つらいことはすべて忘れてください。陸人さん、いくらでも私に甘えていいですから」
「せ、瀬奈ちゃぁああああああん!!!!!!!!!」
俺はしばし瀬奈ちゃんのおっぱいの中で泣いた。
結衣ちゃんも含め、2人に出会わなかったら、俺はこのままズルズルとダメな方向に向かっていただろう。
2人には感謝しかない。
「もしよろしければ、この部屋に3人分のお食事をお持ちしましょうか」
「はい、お願いします」
俺たちが仲良く談笑してるのを見た旅館の女将さんが気を使ってくれたのか、そう尋ねると瀬奈ちゃんが間髪おかず答えた。
そうか、もうそんな時間か。
「りっくんみたいな優しい人に出会えてよかった」
結衣ちゃんが畳の上に寝転がる。
浴衣がはだけてなんかすごくエロいことになってしまい、慌てて視線を背けてしまう。
「ん−、りっくんだったらもっと見ていーのにー、ほれほれ」
うわぁ
おっぱいの谷間も丸見えだし下は、ノーパンじゃないか。
「結衣ちゃんは凄く可愛いからモテモテなんだなぁ」
「ふふふっ、本気で好きになった男はりっくんだけだよ」
「そんな、今さっき出会ったばっかりなのに」
結衣ちゃんはケラケラ笑いながら言う。
うぅむ、さっきのでちょっと股間が漲ってしまった。
ただそのあとすぐに夕食を女将さんが持ってきてくれた。
まずはお腹を満たそう。
「う〜ん、美味しいっ」
「いいですね、地元のお野菜に、お肉も凄く柔らかくて」
この食事の良さも、予約したひとつの理由だ。
それ以上に目の前で料理に舌鼓を打つ2人の美少女の顔が可愛くて可愛くて。
それだけでお腹がいっぱいになってしまうのではと思えてしまうくらいだ。
「おっと、インスタに乗っけるの忘れたっ」
「ふふ、撮るより食べるですよ?」
「まあいーや、まだ食べてないりっくんのお皿撮らせてもらおっと」
2人の行動ひとつが可愛らしい。
「陸人さん、お酒は飲まれませんか。なんならお酌しますよ」
「いや、俺お酒苦手だからさ」