陸上部で唯一の男 2
届いてから10日程が経ったのだが、
「最初に1つ、それから3日後に1つ、あれからまだ1つも食べてないな」
キノコを手に裸のまま自分の部屋へ戻ると、
「せめてこのキノコくらいの大きさになってくれればな」
キノコと自分の勃起していないと皮を被ったままの陰茎とを比較し、
「でも、このキノコに頼ってばかりってものな」
ある日、隼太が練習に励んでいると、
「隼太、背が高くなった気がするけど」
「そうね。まるで筍みたいに大きくなっているかもね」
部員達が口々に隼太の変化について話していると、由紀子が、
「ちゃんと練習しないと隼太君に追い付かれるぞ」
由紀子もさすがに隼太の急激な変化を訝しがって、
「おい、隼太。何かを隠し事でもしてないか?」
「じ、実は・・・」
あのキノコの事を話すと、
「本当かよ?」
「せめて部長や副部長には正直に・・・」
鞄から2つのキノコを取り出し、
「か、形が露骨過ぎるなこれ」
「とにかくこれは没収だからな」
「は、はい」
隼太が更衣室を出てしばらくすると明美がやって来て、
「明美、ちょうど良かった」
「何よそれ?ちょっと形が・・・」
「良いから良いから、とにかく食べてみようよ」
由紀子が近くにあったガスコンロでキノコを炙っていき、
「良い香りだな」
食べてみると、
「乳首の辺りが感じちゃう」
「は、隼太ので思いっ切り・・・」
すると隼太が由紀子達の事が気になって戻って来たのだが、
明美がユニホームをずらして、
「ちょ、ちょうど良かった・・・ほら、お前のをぶち込んでよ」
陸上部のユニホームってのはお腹の辺りが露出しているので、
性欲をそそられてしまうものであり、
「は、はい」
隼太が短パンを脱ぐと、後ろ向きで屈伸運動の態勢を取っている由紀子が、
「明美が終わったら、次は私を気持ち良くしてくれ」