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異世界でハーレム生活希望します
官能リレー小説 - ハーレム

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異世界でハーレム生活希望します 51

「ひどいです、ご主人様、むりやり力づくで服を脱がすなんて」
ベッドの上に脱ぎ散らかれた衣服があるとするのにじゃまなので、集めながら、おっぱいや股間を隠している涙目のリゼットの苦情を聞いていた。
たしかに本人の同意なしで、強引に覇王の力を使って裸にするのは、服を破いたりして脱がすのと変わらないかもしれない。
「俺だって、覇王の力でむりやりなんてしたくないよ」
俺も服を脱ぎながらリゼットに言った。
「リゼットがひとりで俺のために無理をして、もし魔力が尽きて、眠り続けることになったりしたら俺は後悔する。だって、俺は、リゼットのことが大好きだから」
リゼットの服と俺のメイド服を、寝室のはじにあるテーブルの上にたたんで置きながら言った。
「今回だけは、リゼットが嫌がっても、覇王の力を使ってでも、俺としてもらうからな。これからはひとりで無理をしたりしないでほしいんだ」
「ご主人様、心配かけてすいませんでした。覇王の力で強制をするなんてと思って、さっき、すごくこわかった。でも、わたしの誤解でした。あの……お願いします」
リゼットがおっぱいや股間を隠していた手を頬を赤らめながらどけると、仰向けに寝そべった。
リゼットに俺はあやまった。
「ごめん、リゼット。俺がカロリーナみたいに手をふれるだけで自分の魔力をわけることができれば。こわかったよな、やっぱ。それに、俺の魔力をずっと気にしてくれてたんだろう?」
「ちゃんといろいろ話をしなかったわたしが悪かったんです。それにわたし、魔力の補充がなくても、キスしたり、ご主人様としたかったから」
俺もベッドに上がって、リゼットの隣に寝そべって話をしている。
「さわられるだけじゃ、嫌?」
「嫌です。でも、優しくしてくださいね」
リゼットが俺の手をそっと握ってきた。俺もリゼットの手を握り返す。いつもよりも、リゼットの手が冷たい。
「うん、わかった」
仰向けに寝そべっているリゼットを、撫でまわして愛撫する。指先でふれるかふれないかの感じで、肌の上をすべらせていく。ただし、敏感な乳首や股間はあえて避ける。
「あんっ……はぁ……んんっ……ちゅっ、ちゅっ……あぁん……」
愛撫の途中で軽いキスをはさみながら、カロリーナの優しいけど感じるところを丁寧に探るような愛撫をまねて、俺は愛撫を続けた。
リゼットが愛撫されながら、ぽつりぽつりと小さなあえぎや吐息をもらす。
ほっそりとした首すじや鎖骨の上、肩の丸み、脇腹から、次は脚へ。撫でまわしながら、リゼットの柔肌の手ざわりを楽しみつつ、リゼットがさわられて吐息をもらしたり、小さくあえぎ声をもらした場所をおぼえていった。
「リゼット、ちょっとくすぐったいかもしれないけど、我慢してみて」

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