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龍の覚醒
官能リレー小説 - 同性愛♂

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龍の覚醒 16

そう思うだけで肉襞がキュンと収縮し、中の水龍をきつく締め上げてしまう…
「ぅあぁ―堪んね―よ!火龍のココ、最高に気持ちいぃ―!」
辺り憚らず、大声で叫ぶ水龍…
いくら誰もいないとはいえ、俺は堪らなく恥ずかしくなる。
コイツめ!…
俺は身体を揺さぶり、抵抗してみせる…と、次の瞬間、バランスを崩した水龍の身体は僕を抱きしめたままバシャンと水面に落ちていた…

俺達が落ちたせいで静かな湖面に高い水しぶきが上がり、見た事の無い色鮮やかな魚が散っていく。
湖は足が付く程に浅く、底はさらりとしている。どこかの金持ちが庭に作った人工池のような雰囲気だった。
魚もどことなく玩具のような奇妙な美しさがあった。

それに見とれたからかいきなり落ちたのに驚いたからか、俺達の物は少し萎んでしまっていた。
目を下にやると透明な水の中に異質な濁った液が広がっていくのが見える。
液を放出しているのはもちろん俺の半立ちの物だ。それを背後から延びる青い手が鷲掴みにした。
水龍はまたも竜人と化していた。竜特有の鼻が後頭部に触れた。
俺も竜人形態に姿を変える。
胸から下を水に漬けて盛り合う赤と青の竜。その光景はまさに雄の交尾と呼ぶにふさわしい。
その湖に住まう竜がよそ者の竜を捕まえて交尾に持ち込んだ、こんな構図に見えただろう。

水龍の前後からの責めに萎えつつあった物がすぐに硬さを取り戻した。
後座位の体勢で俺を抱く水龍は、尻を水底に着けた状態で、俺を扱いた。
その為に、浅い水面からそこだけが人間のままである俺の起立だけが飛び出し、手の動きに合わせて波紋が広がっていた…
水龍の扱きは、俺の竿の根元から託し上げるようにして皮を亀頭先端まですっぽりと被せる"皮ズリ"だった。
それは仮性とはいえ包茎な俺にとっては、皮の伸びを気にしてしまう扱き方ではあったが、普段水龍はこんな風にして自分自身の物を扱いているのかとも思え、それはそれで楽しむ材料ともなった。
俺が興奮していくのと合わせるかのように、後孔内の水龍の物も硬さを取り戻していくのが分かった。
俺は更なる刺激を求め、自ら腰を上下に動かし、水龍の雁の括れを前立腺に擦りつけた…
ヒクっ!!
その刺激は直ぐにやってきた。
水龍のパンパンに張った亀頭の雁は硬く、段差のあるその括れは俺の前立腺を適格に捕らえた…
「き、気持ち…いい……」
今日同じ言葉を何度吐いただろう?…それでも俺はそれを言わずにはいられない程、ココの良さを知ってしまったのだ。
男にしか存在しないという"前立腺"…
この箇所があるからこそ男は苦痛にも堪え、男と男の関係を求めるのかもしれない?…そんな思いを身をもって味わう…
「す、水龍!もっと、もっと俺を!!俺の前立腺を突いてくれぇぇ!!」
俺は女のように身体をくねらせ、水龍に向かい哀願していた。

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