PiPi's World 投稿小説

恋人はお兄ちゃん
官能リレー小説 - 同性愛♂

の最初へ
 10
 12
の最後へ

恋人はお兄ちゃん 12

「そのチン○は誰かの中に挿れたりはしないの?…」
光輝兄には僕と一緒でヤられるばっかりなんだよな?…

「俺リバだからよ…佐伯には挿れられっけど、吉村やゲンチャンには挿れんだぜ…”」
勃った竿を2、3回扱きながらハニカム輝二兄…

「リバ?…」
また知らない言葉だ…

「ああ、リバーシブルの略さ…裏も表も使える…受けも攻めも出来るっていう、ゲイ同士の隠語さ…」
ゲイという言葉を聞いてドキっとする…
今の今まで、輝二兄は女と寝るただのスケベ男だと思っていたから…

「それじゃあ…光輝兄もゲイってやつなの?…」
男の僕や輝二兄とするんだから…そういうことになるのかな?…

「蓮は男とセックスする俺や光輝兄のこと軽蔑するか?…」
真面目に聞いてくる輝二兄…
いつになくキリッとしたその表情はかなりカッコいい…

「ううん…そんなこと思わない…」
僕だってこうして、光輝兄のお尻の腔見て勃起しているだし…

「だったらいいじゃないか…ゲイとかノーマルとか…区別することなんてないさ…」
そう言って僕の頭を掻きむしるようにしてゴシゴシと撫でる輝二兄…
ホントにそうだ…と、僕はすっかり輝二兄のことを見直した…

区別するから差別が生まれ…苛めや偏見が起こってしまう…
そんなこと子供の僕でも分かることだ…
「別に悪いことしている訳じゃないんだよね?…」
でも男の人を好きになるって…ちょっと後ろめたい

「男同士でって…なかなか理解できねーヤツは多いんだ…だから表だっては言わない方が、生きていく為には楽だったりもするんだけど…」
僕だって今の今まで輝二兄が男とセックスしているとは知らなかった…
自分がゲイであるってこと…輝二兄は隠しているってことなんだね…

「輝二兄に言ってること何か分かる気もするよ…僕だって自分が男の人を好きだって…友達には言えないもん…」
言うには相当な勇気がいることだ…

「蓮はまだ自分がそうだって決めつけることもねーよ…これからいろんな経験して、段々分かっていけばいいと思うぜ…」
いろんな経験?…この先僕が女の人とセックスすることもあるのかな?…

「でも今の僕は…光輝兄のデかいチン○が好きだし…輝二兄の綺麗なチン○にドキドキしているんだよ…」
自分の勃起したチン○を握り絞めながら言う…
僕だって輝二兄と同んなじゲイなんだ…

「分かった分かったからそんな顔するな蓮…だったら今日はそれをちゃんと確かめような…」
僕をあやすように顔を近付けてくる輝二兄…
濃い眉にくっきりとした二重…日本人離れしたこの顔は、家の中では1番のイケメンだ…

僕はその輝二兄の整った顔を両手で挟み、勢いよく唇を合わせる…

僕にとってはファーストキス…
光輝兄ともこれだけはしたことはなかった…

「ぅ…--ぅぉぃ!““」
僕との唇の間で驚いた声を上げる輝二兄…
その声を封じる為に僕は舌を突っ込み、口の中をぐるぐると舐め回す…

SNSでこの小説を紹介

同性愛♂の他のリレー小説

こちらから小説を探す