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港町リャン
官能リレー小説 - その他

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港町リャン 3

そして彼はニヤリと笑うと、フェイの方へゆっくりと歩いてきた。
「ひぃっ…!」
恐怖に息を詰まらせたフェイは逃げ出す。だがすぐに別の水夫に捕まってしまう。
両腕を掴まれて無理矢理正面を向かされ、水夫の顔が視界いっぱいに広がった。
短く刈り上げられた茶髪に、筋肉質な肉体。顎には無精髭が生えており、目つきは鋭い。
だがその瞳の奥にある情欲の炎だけは隠しきれていなかった。
「おい、ガキ。…お前、こっちで見てただろ?」
図星を突かれてフェイの心臓は大きく跳ね上がる。
「ち…違う」
フェイは震える声で否定するが、その顔は青ざめており説得力はない。
「嘘つくんじゃねぇよ。俺は見てたぞ? 仲間達のチンコを羨ましそうに見てたよなぁ?」
「ち、ちが…っ」
否定しようと口を開くが、その途中でフェイのズボンが一気に脱がされた。
「あっ…!」
驚いて声をあげるが、もう遅い。下着も脱がされてしまい、下半身は丸出しになってしまった。
ビーン!と勢い良く飛び出したフェイの幼いペニスを見て、水夫は愉快そうに笑い声を上げる。
フェイは無意識のうちに勃起していたのだ。それを指摘されてフェイは恥ずかしさで更に大きくしてしまう。
「はは!こいつ見られて興奮してやがるぜ!」
周りの水夫達が笑い出す。恥ずかしさのあまりフェイの目じりには涙が浮かんできた。
(見ないで…そんな目で見ないで…!)
恥ずかしさと悔しさが入り混じる中、フェイの体は火照り始め息も荒くなる。
「ふぅー…ふぅー…」
フェイの呼吸は段々と激しくなり、顔も紅潮していく。そしてその様子を水夫達に観察されていた。
「見ろよこいつ、チンコを見られて感じてやがるぜ!」
ゲラゲラと笑う水夫達。だがフェイには反論する余裕すらなかった。
(違う…!これは…っ!)
心の中で否定しながらもフェイの手は自然に自分の股間へ伸びていた。
その小さな手で勃起した幼いペニスを握ると、ゆっくりと上下に動かし始める。
「んっ…」
フェイの口から甘い吐息が漏れた。その声を聞き逃さなかった水夫達は更に笑う。
「はは!こいつマジでオナり始めたぜ!」
フェイの手の動きがどんどん早くなっていく。それに合わせて水音も大きくなっていった。
フェイの頭の中は快楽によって真っ白になっていた。もはや理性など無いに等しく、本能のままに快感を追っているだけだ。
そしてついにその瞬間が訪れる。
「ああぁっ!」
フェイは小さな叫び声を上げ、体を大きく仰け反らせた。それと同時にペニスの先から白い液体が大量に飛び出し床を汚す。
それは紛れもなく絶頂であった。初めて味わう強烈な快感に幼い体は耐えきれず意識を失ってしまった。


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