PiPi's World 投稿小説

交差
官能リレー小説 - 女性向け

の最初へ
 31
 33
の最後へ

交差 33

「詩織が直人とはしないっていうなら…やってやってもいいけど…な」
惚れた男の弱味ってやつなんだけど;

「よかったぁ直人も喜ぶと思うはぁ…」
アラフォー男相手に、喜ぶ訳なんてないと思いますがね;

「期待に沿えることもないとは思うぜ…」
俺は直人は大方Gayじゃない…と信じていますからね;…

「どちらにしても週末には教えてぇ…」
おいおい;もう日にちないじゃないかよ;

「直人は2日連ちゃんで出してんだぞ…そんな元気残っているか微妙だぜ…;」
性欲がなきゃ、試し損になると思うんだけどな…

「大丈夫よ…直人は若いんだから」
それって、俺に対して刺のある言い方してます;?

「一応…トライはしてみるけど;…」
あくまでも“一応”だけどな;

「頑張ってぇ…出来ることは私も協力するからぁ」
いやいや;何も手を出さないことが何よりの協力ですけどね;

……………………………………

めちゃ気まずい;…
出社する朝にこんな憂鬱なことは始めてだ;
それは昨日、ステージに出ることをドタキャンした後ろめたさでもあるんだけど…それよりも何よりもやっぱり室長の存分だ;

俺はこともあろうに“男”の室長を性的対象として見てしまった訳で;…
しかもそれでイってしまった訳で;…

竹内涼馬の“セテウスの船”や再放映されていた“バックトゥーザ.フゥーチャー”みたいにタイムスリップ出来るもんなら、全く持って揉み消したい事実だ;…

『熱の方は大丈夫か?何なら今日は休んでいいぞ…』
室長からのLINEに俺はすがる;…

『ありがとうございます…お言葉に甘えてそうさせて頂きます…申し訳ありません』

社会人になって初めてのズル休み;
ちょっと胸が痛いんだけど、今日のところは勘弁してもらうしかない;…
結局昨日は3発も抜いてしまって;身体がダルいことには間違いないんだ;
俺も30…10代、20代の時みたいに無茶は効かないってことなんだろう;
まぁ時間を置かずに立て続けに3発だなんて…若い時でも童貞喪失の時に1回経験があるだけで、そうそう出来たもんじゃなかったんだけど;
考えてみるとその前日にも会社のトイレで大量に射精していた訳で;

普段、週に1回か2回というサイクルでチョコチョコっと右手を動かすだけの軽くオナっていた俺にとっては…全身を使ってのあんなハードなオナ自体が活気的なことではあるのだから、身体はダルくて当然かもしれないけど;

それもこれも室長が原因だと思うと頭を抱えてしまう;

そもそもは、社長のデスクトップにあったあの画像を見てしまったことから始まっているんだよな;

今とは全く違うヤンチャ時代の室長の全裸画像…
そのギャップが余りに大きくて、ぺニス諸とも頭にこびり付いちゃったのが発端だ;

それで一昨日のトイレでのオナ;…
室長のぺニスでイッちゃったのは…まぁ事故みたいなもんだったけど;その後のサウナ…
まざまざとナマで見せられた室長のぺニス;…俺と一緒の包茎だったことに…どこか親近感を抱いてしまったんだな;

それで昨日のあのパンツ…
意識していた室長のモノの形がくっきりと見て取れるあのパンツは、ナマで見るよりグッとくるものがあったしな;

まぁフィッティングルームで尻の穴に指を挿入しちゃったのは、前立腺への興味がたまたまそうさせただけのご愛敬で、室長とは関係無いと思いたいけど;

まぁ考えてみたら、室長のアレが勃ったらどうなるんだ?…と思うのは素朴な疑問であって、ショーで室長のモッコリを見た人なら誰しも…女に限らず男だって…そう思ったに違い無いとは思うよな…

SNSでこの小説を紹介

女性向けの他のリレー小説

こちらから小説を探す