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デパガあいり
【レイプ 官能小説】

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新入社員歓迎会-1

乾杯から一時間あまりが経過していた。

TデパートK支店恒例の新入社員歓迎会は、今年も盛大に盛り上がっている。

この日は居酒屋で一番広いパーティールームを借り切っていたが、40名を越える大人数ではそこもかなり窮屈に感じられた。

普段は客に気を遣い頭を下げてばかりの社員たちも、すっかりオフモードになって寛いだ表情を見せている。

最初に決められていた席順もいつの間にかいり乱れて、皆好き勝手に場所を移動し始めていた。

特に藤本あいりが座っている一番奥のソファー席の周りは、必要以上に男性社員がとりかこんでいるため、異様に人口密度が高くなっている。

6人がけの半円形のソファーに、あいりを中心に10人以上の男性社員が群がっている状態。



新入社員の中でもトップクラスの美人がK支店に配属されたとあって、男性社員は皆一様に鼻息が荒かった。

先輩の女性社員たちは男たちの興味があいり一人に集中していることが気に入らないらしく、早くもぱらぱらと帰り支度を始めている。




同じ新入社員の三田村と辰巳は、あいりの席から少し離れたテーブル席で、体育会系の男性社員から強引にビールを飲まされ続けていた。


調子に乗ってすすめられるままハイペースで飲んでいた辰巳は、すでに酔い潰れてテーブルに突っ伏している。


三田村はあいりの様子が気になってチラチラとソファー席のほうを見ていたが、あいりのほうは終始うつむいたままで、三田村の視線に気付く様子はない。



彼女は店舗の最高責任者である中森と直属の上司である川瀬の間に座らされ、二人に何か言われる度顔を赤らめ困惑した表情を見せている。

周りの男性社員の下品な反応から見ても、それがセクハラめいた発言であることは間違いなさそうだった。



デパートの社員というのは日頃他人に奉仕する仕事をしているぶん、抱えているストレスも大きい。

今日のような身内ばかりの飲み会では、参加者たちは皆立場の弱い者を標的に日頃の鬱憤を存分に晴らそうとするのだ。

あいりのような「容姿端麗の新入社員」は、この歓迎会の格好の餌食だった。



中森の手があいりの肩や腰に馴れ馴れしく触れる度、三田村は無性にイライラしてつがれたビールをガブガブと飲み干していた。


「まぁリラックスしなさいよ。酒の席なんだし」

中森は中年オヤジ特有の好色そうな目つきであいりの胸元をねっとりと見ながら相好を崩した。

今日のあいりは薄手のピンク色のVネックニットに白いシフォンのスカート姿。

制服の時とはまた違った色気が漂っている。

すでに相当飲まされて、身体全体がほんのり紅く染まっている姿が、ひどく煽情的に見えた。

Vネックの衿元からチラチラ見える胸の谷間。スカートからのびた美しい生足。

シンプルな装いがかえってあいりの肉体の美しさを引き立てている。




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