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禁じられた恋と性
【女性向け 官能小説】

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禁じられた恋と性(3)-3

大体は、トモミも逝くときは苦しそうになったり、目を吊り上げたりと、
そういう顔が多いが、その時は違っていた。

その顔が天女か、菩薩かと見間違えるほど美しい表情になる。
目を閉じ、微笑みを浮かべ、まるで夢を見ているような顔になるときがある。
恍惚の表情と言えばいいのか。
それは何故か、私のペニスを締め付け、私が逝きそうになる前後で起こる。

いつも私は、トモミが果て逝った顔を見ながらゆっくりと射精をするのだが、
この恍惚の顔を見たときは、私は我を失う。

全身が痺れ、私の全てがトモミに吸いこまれるように、
全ての精液が無くなると思うほど射精し、トモミの膣で果てる。
その瞬間、私はトモミとセックスをしているのではなく、
あたかも天女と交わっている気持ちになる。

それは気持ちが良い、という感覚ではなく、
おそらくは死に向かっているような崇高で敬虔な気持ちになるのだ。
それは瞬間であり、その後に必ず尿意を催すほど痺れるのだ。
これは今までの女性達とは決して経験したことがないことだった。

私がトモミを抱きながら、トモミにそのことを言ったことがある。
すると、トモミも同じようなことを言った。

「そうなの、パパ・・あたしが逝きそうになる少し前に、
トモミがトモミでなくなる瞬間があるの」
「えっ?ほんとうかい、どういうこと?」
「うん、気を失いそうになるとき、たまに天使の顔が見えるの」

「ええ?それって?」
「わかんない、すぐ消えちゃうけどね」
「そうか、では私とトモミは同じものを見ているのかもね」
「そうね、二人の心が一つという意味じゃないかな」
「そうだね、トモミ」
「うん」


私はトモミを抱きしめ、キスをする。
彼女は嬉しそうに甘えるのだ、しかしあの天女が現れる理由は分からない。
罪か罰か・・・それとも幸せのメッセージなのか。
少女と不倫している私がもし罰を受けるのならば、天使でなく、
悪魔が出てきそうなモノだが、それでも良いとさえ私は思う。

この幸せなときが一瞬でも、永くなくても今このトモミと居られる、
その思いだけでも私は幸せに感じていた。
私はこの快楽と幸せが永く続くことを願っていた。



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