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遊戯〜姉妹姦獄
【鬼畜 官能小説】

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〈美味なる者〉-10

『足縛れよ!この…暴れんな!!』

『縄よこせって!……ちゃんと押さえろよ!』



視界が遮られながらも、紗季は目茶苦茶に暴れた。
カーペットの床に押し付けられ、自分の周りにはドスドスと乱暴な足音が響いている。
手首や足首が強烈な力で握られ、太股や二の腕も押さえ付けられてた。
腕が絡み、脚にも何かが絡み付く。
声帯が硬直しそうになりながらも、必死に叫び声をあげるが、もはや声は声にならず、それは小さな呻き声でしかなかった。


(!!!!)


突如として、視界の開けた紗季の瞳に飛び込んできたのは、散乱した自分の部屋と、自分の下着を身につけた見知らぬ男達の姿……。
そして、自分の脚に絡み付く腕が自分の物である事に、今気づいた。


「……う!!…うう……!?」


最初で最後の叫び声は、誰の耳にも届かなかった……突然の恐怖に泳ぐ大きく見開いた瞳は、未だ理解出来ない状況に混乱し、侵入者達の顔を見回すだけだ。 そして、自らの股間を拡げるように、太股を抱える自分の腕を離そうとしたが、それはビクともしなかった。


[抱脚開脚縛り]


その名の通り、外側から膝裏に腕を通し、太股を抱えるような姿勢にする縛り。
膝裏に当てた腕の、肘と手首に縄を絡め、更には太股にも縄を用いて腕と脚を固縛する。
胸肉を絞るように縄を胸元に廻らせ、背中から襟首を通して胸下の縄に絡め、反対側の襟首から背中に返して胸肉を更に絞る。
その背中のまとめ縄に、脚を抱えた腕の縄を絡めて引けば、まるで女性自らが股間を拡げたように見える。
拡げられた脚は、羽ばたく鳥の翼のようであり、背中を丸めて腕を固縛させられた姿は、まるで達磨のよう。
尻の丸み、股間の膨らみ、太股の曲線美を際立たせるその緊縛は、正に女体を芸術品にまで昇華させうる淫靡な縄化粧だ。



「う…う"う"!!んむうぅ!!」


自分の痴態に気付いた紗季は、〈縄〉の呪縛から逃れようと足掻いた。
助けを呼ぼうと叫んだ。
……この縄は男達の〈意思〉であり、紗季を逃すはずはない……それに、助けを呼ぶ悲鳴など認める訳はない……か弱い少女を押さえ付けるには、男の人数は充分であったし、その縄化粧は完璧に近かった……そして、口にはタオルが詰められ、更に上からも薄手の手ぬぐいで縛られていた……僅かに開いた口からタオルが吐き出せないよう、その手ぬぐいには結び瘤まで作る念のいれようだ。


『……可愛いなあ……』


紗季の瞳からは涙が溢れ、顔は見る間に赤く染まっていった。
その瞳には、恐怖に怯える自分の姿に興奮しているオヤジ達と、その姿を捉えようとカメラを構える男の姿が映った。
自分を見下ろす数人の顔……窮屈そうに顔面を包むパンティーから覗くその瞳は、トロリと溶けたような粘っこさで、紗季の全身を舐めるように見ていた。
この男達の目的がなにか、紗季はもう気付いてしまっていた……。



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