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ガリ勉女子高生好美の暗記法
【学園物 官能小説】

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エクシィなアタシっちとトンデモねーヤツら-5

ぐっ!!
このヤローは本当に口の減らねーヤツだ。
そー思いながら焼き肉の事で頭がいっぱいのアタシ。
そのくれーの失礼な言葉にぁどーじねぇー。
ってかテンション下がんねー。
「おら!こんなはどーだ?」
ハンディカムの方にケツを突き出して四つん這いになって雌豹のポーズ。

「うひょう!勃起しそう!」
なんて…パパのヤツ、雌豹のポーズに掛けてきたのか?

けどよ…そんなに喜ばれたらコッチのテンション更に上がっちまうぜ。
「ならこっちは!」
アタシはグルッと仰向けになると。
気持ち股を開き両膝を立てて、両腕を背面に回して身体をグッと押し上げて。
逆四つん這いのポーズ。
どーだ?股ぐらがエロいだろ?

「いいねー!そのまま首をうんと仰け反らしてぇぇ!」

こーか!?
アタシはハンディカムに向けてニッコニコの笑顔だった顔をブリッジするみてーにグッと反らしちまう。
けど…これって。
そんなにアタシの顔をフレームから外してーのか!?
……ま、いいか。
おし!次だ!次!
アタシは体勢を直して今度は床に女の子座りすると。
両手を背中に回すと。

プチッ――。
大人ブラジャーのホックを外しちまう。
元々ユルユルだった大人ブラジャーがもっとユルユル。
辛うじて肩紐だけでアタシの貧乳にまとわりついていやがる。
そのユルユル大人ブラジャーの前でギュッと腕を組むアタシ。
「どーだ?こーすると谷間が出来てねーか?」
貧乳を必死こいて寄せて上げてる。

「うん!多少は谷間のよーな物が…」

グッ!!
いちいち素直過ぎるヤローだな。
けど…肉の焼ける匂いが、音が。
妄執となってアタシにまとわりつき…上機嫌に留めてやがるぜ。
ってな訳でそれでもヘラヘラと…。
「さあ!おまんたせ!致しやしたぁ」
テンションばか高く大人ブラジャーを外すアタシ。
けど…自慢の貧乳は見せねーよ。
両手でしっかり手ブラをすっと。
ギュッと片目を瞑って口の端からベロをペロッって斜め上に出して。
アタシ渾身の決め顔だぜ。
この表情作んのに…鏡見て、結構練習したんだぜ。

けどパァーパのヤツ。
「いいねー!けど…そんな変顔じゃー、僕は笑わないよー」

ヤロー…マジで言ってやがる。
ダメだ。
焼き肉じゃー抑えが効かなくなりそーだ。
「ふざけんなっ!人のコケティッシュでエッチィィな表情をよー!!あぁ!もーいいやっ!撮影はじゅーぶんだろ!さっさと焼き肉行こうぜ」
アタシは何とか自分をなだめて立ち上がった。

「病院が先だよ」
じゅーぶんに取れたのかハンディカムから顔を上げて満足そーな笑顔を見せるパパのヤツ。

ぐっ…まぁいいや…焼き肉だ!焼き肉!

魅惑の大人ブラジャーの上を私服に着替えるとアタシとパパをさっさと病院に向かった。



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