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イート・ミー!
【コメディ 官能小説】

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イート・ミー!-3

――ああ、もう!
「栄ちゃ……!」
俺は錦の唇を貪るように食んだ。甘酸っぱい香りはまるで媚薬。その唇の柔らかさには何度口づけても驚く。
角度を変えて、舌を絡めて、何度もキスをしながら俺は錦のスカートの中に手を入れる。既に濡れ始めていた秘所を弄れば、腰を揺らしながら錦の手が俺のベルトにかかる。
「ああっ、あ、あ……!」
学校帰り、お互いに乱れた制服のままで、こんなことをしてるなんて、こいつを溺愛する叔父さんや祖父さんが知ったら卒倒もんだろう。兄貴にも何と言われるか。
「栄ちゃ……あ、ああ……っ!」
それでも、いつからか始まったこの関係を今も続けているのは、やっぱり俺が健全な男子高生であり、
「ああ、あ、あ……イく、イっちゃ――っ!」
「……っ」
こいつが相当にインランな女子高生であるからだ。
「あんっ……またカタくなってる」
「………」
「何だかんだ言って、栄ちゃん、錦とのエッチ好きだよね」
――否定は、しない。


「……あの後もう一発ヤッて、夜中にまた押しかけて来られたら、そりゃ声も精液も枯れる」
「だってだって、錦はもっとしたいんだもん」
右手を下着の中に突っ込みながら、錦は言って左手で俺のものを扱く。
くそ、んなこと目の前でされたらさすがに俺も我慢はできない。
左腕を引っ張り引き寄せて、小さな頭を掴みキスをする。
「ね、挿れていい……?」
「聞くなよ」
錦はこくりと頷き、仰向けになった俺の上に改めて跨り直す。俺のものを掴んで、その入口に押し当てた。
ぶるりと身体が震える。
「あ、はあ……っ」
喉を仰け反らせ、錦は自身が着ているブラウスのボタンを外す。下はキャミソール。俺の部屋にやってくる時は当然のようにブラをしていない。
近所だからここまで来るのにノーブラでも構わないんだろうが、それなりにデカい胸なんだから少しは気にしろと思う。
「先っぽ、入ってる……ね、突いて?」
「誰かさんのおかげで腰が痛いからな。自分で全部挿れて腰振れよ」
俺が言うと、錦は頬を膨らませた。しかし素直に腰を沈めようとする。薄い下の毛に覆われた錦のそこに俺のものが入っていく様は、いつ見ても刺激が過ぎる。
「んっ……おっきく、なった」
「うるせぇ」
誤魔化すように言い、俺は腰を揺する。
「ああんっ、あっ!」
キャミソールを押し上げ、柔らかな双丘を下から持ち上げるように揉んでやる。
勃った乳首を親指でぐりぐりと押せば、いやいやと首を振り、反面腰が淫らに揺れる。
「ほら、もっと腰振れ」
「やあっ……栄ちゃ、も、突いてぇ……っ」
「だから腰が痛いんだっつの」
俺は錦の膝を立たせ、がに股で俺の上に座らせる。
「あ、ああっ、いじわる……っ」
「ちゃんと動けばイケるぞ」
俺は口の端を吊り上げて言ってやる。
意地悪、なんて言いつつも錦は必死に身体を上下させ、腰を回す。
俺だってもどかしい。ガツガツ突き上げてやりたいが、何せ本気で腰が痛い。それに錦が眉を顰めて快感を貪ろうとする様は、結構クるものがある。
「栄ちゃ、え、ちゃ――っ!」
錦の腰の動きが早まり、途端俺のものを締めつける。
「――っ!!」
イって敏感な錦の身体を組敷き、自分も達すべく辛い身体に鞭を打った。
「やっ、栄ちゃ……またイっちゃうぅ!」
白い足を肩に担ぎ、小刻みに腰を振る。
錦とは反対にイキづらくなってんなと、この状況を冷静に判断できてしまう自分に呆れながら、やがて俺も達した。


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