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エロチックな告白
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エロチックな告白(その7)-3

旅行の日、バスは大型バスに2台で乗ることになりました、

席順とかは、幹事さんが考えていたようでした。
それぞれが固まらないように、くじ引きで決めていたようですが。
実は、それも幹事さんが周到に考えていたのですよ。

1号車の幹事は人事部の田中課長で、
2号車は企画課の長島課長でした。

しかし、この二人の課長さんは、桃子さんもご承知だと思いますが、
いわゆる仕事よりも、こういったことが好きな人達で、
しかも、相当すけべなことが好き好き人間なのですよ。

去年の旅行では田中課長は、
旅館の仲居さんといい仲になっちゃって、
誰もいないはずの支度部屋で、
セックスをしていたのを女の子に見られちゃってね。

しばらくはその話題で、私達飲んだとき話題になりましたが、
実は、もっと凄いこともあったのですよ。

(えっ?・・それは聞いていません、どんなことですか?)

あはは、それも後で教えますよ。
でも、なぜか女の子って、こういうタイプの男性が好きなのですよね。
課長は、奥様も子供もいるというのに、張り切っちゃって。

1号車には人事部の田中課長が幹事で、
その補佐は同じ人事部の友美さんでした。
友美さんは、課長がエッチなのを知っていて、
あまり乗り気じゃないけれど、
課長は職権を利用して、みたいな感じで友美さんが指名されたようです。

2号車は企画課の長島課長ですが、
これも田中課長となにやら相談して
お気に入りの彩菜さんに決めたようです。

それぞれの号車では、丁度良い具合に大体男女の割合が半々になっていました。
まあ、女性は別として、
この旅行の目的はいわゆる旅を楽しむ、というより、
セックスを楽しもう・・という意味合いが強いですから、
ですから、そういうのが好きな男性が殆どでした。

そういう噂を知っていて嫌がる女性は初めから来ませんし、
知っていても興味があったり、好奇心が旺盛な女性達ですから、
男性から見れば、これほど楽しい旅行はありません。

実は、松沢専務もこの噂を知っていて、特別に参加をしたのですよ。
あの秘書係の彩子さんがいるのにねぇ。
彼女は私にぼやいていましたよ、桃子さん。

(えっ、どうして?)
目を丸くして桃子嬢は私に聞いていた。
では、桃子さん・・その話を続けましょう。

「実はねえ、柳原くーん」
「なに?・・彩子さん」
「今度の旅行ね、総務課と人事課、経理と企画課の合同の旅行なんですよね」
「うん、それがどうしたの?」
「ええ、その旅行に松沢専務もいらっしゃるらしいのよ」
「ああ、聞いているよ。それが?」

「あの・・」
彩子さんは恥ずかしそうに顔を下に向けているのですよ。
そう、秘書係の彼女と専務とが或る関係を持っているのは、
私が知っていましたからね。

というのは、
僕は前に、別荘で知り合いセフレになった由美ちゃんとホテルでの密会の時に
その二人にばったり顔を合わせちゃったし、
それ以来、彩子さんは私の目を気にしているのです。
彼女は専務のオンナなのですよね。

それで、今度の旅行でスケベな専務が、
彼女としては気になるのじゃないのかな、専務が浮気しないかとね。



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