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射精教室/村上絵美子の物語
【学園物 官能小説】

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射精教室/村上絵美子の物語ラスト-3

これがいつもの絵美子の自慰のスタイル。
当然ながら一人きりでしているにも関わらず乳房は剥き出しにするものの。
パジャマのズボンはおろかショーツも下ろさずに自分の秘部をまさぐるやり方であった。

しかし今日は一歩進んだ。
乳房をまさぐっていた手がその乳房を離れ。
パジャマのズボンとショーツを引き下げ始めたのだ。
それは極僅かで膝にまですら下りないが。
明らかに自分の下腹部を剥き出しにしたのだ。
ただその両膝を立てた体勢は崩していない絵美子。
しっかり股ぐらに挟み込んだ手で自分の陰毛すら隠すように手指を動かしている。

「あぁぁ!あぁぁぁん!ダメぇ!」
だがその眉間のシワは明らかに深くなり口から漏れで喘ぎ声も大きくなっている。
そして左手を再び乳房に戻す絵美子。
次に出た彼女の動き…それは。
両膝を立てたまま丸まるように壁側に身体を傾けたのだ。

もし窓の外から覗いている者がいたら薄暗い闇の中に浮かび出た絵美子の小さく白い尻を目にする事となったであろう。


「あぁぁ!くはぁぁぁ!」
その体勢のまま股ぐらに差し込んだ手指を動かし秘部を擦り続ける絵美子。
相当感じているのは間違いがない。
その証拠に夢中で擦っている彼女の股ぐらはクチュクチュと卑猥な水音を立て。
小さな尻の合間から時折、顔を見せる指先はキラキラと濡れ光っている。
そして…。
「んぁ!ああああっ!」
一際大きな声を上げて、その胎児のような体勢をピクピクと震わす絵美子。
一人でいるにも関わらず始終自分の秘部を隠すような自慰。
それでも自慰としての効果は充分にあるようだ。
横に倒した絵美子の顔も閉じた両目に益々、力が入り。
微かに開いた口の端からは一筋のヨダレが垂れ落ちている。
「く…いくっ」
その口で控えめに小さな声を上げる絵美子。
そして丸まった絵美子の身体がピクッピクッと痙攣を始めた。
控えめながらもしっかりとイッってしまったようであった。


次の日。
学校に行くと職員室に向かう途中の絵美子の携帯電話がブルブルと震えた。
慌てた様子で。
周囲には誰もいないのにこっそりと携帯電話を開く絵美子。
メールが一通。
『今日の放課後、奴等が帰った後楽しみましょう。
場所はおって連絡します 江藤耕作』
そのメールを見た瞬間、絵美子の顔面が蒼白となり瘧のような震えが彼女の全身を襲ってくる。
名前まで明かしているのだ。
相手は本気に違いなかった。
ただ…よりによって江藤耕作とは。
教師という立場を離れれば絵美子にとって耕作はもっとも親密にはなりたくないタイプであった。
小太りで暗く。
その格好も清潔感をあまり感じさせる物ではなかった。
そして痴漢が獲物を物色する時のようなネバついた視線。
その視線が何より苦手だった。

もう躊躇している時間はない。
幸い今日の最後の授業は絵美子の授業だ。
決意を込めるように絵美子は震える手で携帯電話を握り締めた。



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