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「三角形△ワルツ」
【複数プレイ 官能小説】

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「三角形△ワルツ」-10

…カリッ!

「…っんんーーっ!!」

「一発で、Gスポットはっけーん!
女同士は、分かりやすいねっ!」

にっこり笑って、そのままカリカリカリ…

「ふっ、ん!くふっ!」

やだっ、イかされちゃう!
知らない相手に…
若い女の子に…
凌の、セフレに…
イかされちゃうっ…!

…くちゅくちゅくちゅ

あぁっ、もう、ダ、メぇっ…!
と、その時だった。

…ガチャリ……ガン!
……ガチャリ!

鍵の回る音、ドアを開けようとした音。
そしてもう一度、鍵を回した音。

…ギィッ

「珠子さん!?
…たま、!?

…珠子さん!…リサコ!!!」

凌が、帰って来た。
とりあえず、ほっとする。
こんな未知の生物と、長時間二人きりなんて耐えられない。
今の自分の状況に、凌がどんな反応をするかは、その瞬間のあたしには二の次だった。

「おかえりー!
ただいまー!
ひっさしぶりぃ〜!
おじゃましてまーす」

リサコなるオンナは、一気に4つの挨拶をして、更に付け加えた。

「あ、凌のおもちゃ、お先にいただいちゃってまぁーす!
見て見て、ほら、もうすぐイきそうだよん。
今、凌にジャマされちゃったからぁ」

…くちゅっ、じゅぷ…

「…くふ、んふっ、んんーーっ!」

凌、助けて!
この女を止めて!

…でも。
どすどす、と足音荒く近寄って来た凌は、あたしを見下して言った。

「珠子さん。
……イくなよ?」

…っ!?
凌の瞳は…怒っていた。
命令口調が怖い。
これが、嫉妬ならいいんだけど…

「ほんっと淫乱ですね。
お仕置きのために俺が家を出たのに、その間にこのザマですか。
俺以外でイッたら許しませんよ?
…ったく……リサコ!」

「うぁ、はいっ?」

彼女はいまだ、あたしのナカを一本指で蹂躙していた。
室内に、ぴちゃぴちゃという音が流れている。
凌の言葉を、ぽかんと口を開けて聞いていた彼女は、突然名前を呼ばれて、声がひっくり返っていた。


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