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射精教室/村上絵美子の物語
【学園物 官能小説】

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射精教室/村上絵美子の物語2-9

それからもまだ肉体を絡ませ合い。
五回くらいお互いに逝かせかった絵美子と裕子。

裕子の隣に仰向けになった絵美子。
虚ろな表情でピクピクと震えていると。

「あの子たちとの事が他の生徒にバレたって?」
絵美子が今日、裕子のマンションに来た一番の理由にやっと触れる裕子。

「そ…そうなんです」
虚ろな瞳で応える絵美子。
何回も逝ったせいか。
裕子のマンションに到着したての時の切迫した様子はすっかり陰を潜めている。

「で…その生徒は何と?」

「そ…それはまだ…」
実際のところ、メールを送ってきた生徒の真意はまだ掴めていなかった。

「まぁ…相手の出方を待つしかないわ」
静かに言う裕子。
確かにその通りであるが…。

「でも…」
ここに来て再び、絵美子の小さな瞳に不安の光が灯り始める。

「大丈夫よ…手はあるから」
裕子はその大きな瞳に妖しい光を灯す。
そして絵美子の不安を飲み込むように裕子の唇が彼女の唇に覆い被さっていった。


つづく


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