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射精教室/村上絵美子の物語
【学園物 官能小説】

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射精教室/村上絵美子の物語3-1

それから三日経った。

その間も司たちからは射精の的とされていた。
“メールを送ってきた人物がどこかで覗いているかも”
そう思うと気がきではない絵美子ではあったが…。
出来る事と言ったら場所を変える提案くらいであった。

司たちも絵美子に射精出来るのであれば。
特に場所へのこだわりはなかった。


そして今日は体育倉庫の中…。

一歩足を踏み入れた瞬間。
熱気を孕みモワッと籠もった空気が身体にまとわりつき。
ホコリ臭い匂いが鼻梁を刺激する。
それらに顔をしかめる絵美子。
自分で言いだした場所とは言え躊躇いがちに歩みを進める。

今日の相手は司と大樹。
絵美子の身体を汚す事にもっともご執心な司、次いで大樹。
その二人の組み合わせであった。
ちなみに孝治と善郎は既に学校をあとにしているようだ。
行き先は判らないが…何となく予想はついた。

ホコリ臭い体育倉庫の中に立ち尽くし絵美子がぼんやりとそんな事を考えていると。

「せんせー今日はここにうつ伏せになってよ」
卑猥な笑みを浮かべた司。
十段重ねの跳び箱をポンポンと叩いている。

断る術を持たない絵美子。
気丈さをアピールするように苦笑いを浮かべながら跳び箱の上に上半身をうつ伏せる。
当然ながら衣服は着たまま。
今日も長めのフレアースカートだ。
その薄いブルーのフレアースカートに包まれた然程大きくない尻を司たちに向かって突き出す格好となる。

「可愛いお尻してるね…せんせぇ」
司が高校生らしからぬネッチリとした手つきで絵美子の尻を撫で上げてくる。

「はんっ!」
眉を潜めうつ伏せの身体をヒクつかせる絵美子。
「さ…触るのは…」
その顔からは少し前の気丈さなど微塵もなく消え失せている。
そして切なげな声で司の約束違反を指摘している。

が…。
「判ってる…判ってるって、でも少しくらいはいいじゃん」
後方を顧みる絵美子に。
無邪気さと腹黒さを兼ね備え笑みを向ける司。
その手は尚も執拗に絵美子の尻を撫で回している。

絵美子にしても、これ以上司をたしなめる事は出来なかった。
たしなめるどころか…。
司の痴漢のような指先の動きにゾクゾクする感覚が臀部や背骨の辺りを襲い始めている。
「ホントにダメだってば…」
その尻をモジモジと動かし鼻にかかった声を上げる絵美子。
その動きは迫りくる快感から逃れる為だけの物であるようだ。


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