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ガリ勉女子高生好美の暗記法
【学園物 官能小説】

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チャララ〜♪仁義なき戦い-4

「うひぃ!!」
面白れーようーに目を白黒させた麗美。
更に大きくピョンって跳ね上がる。
力も益々、抜けてやがる。

「ざまーみろ!この淫乱おんなっ!!」
自分の腹の上から麗美を弾き飛ばすと素早く身を起こし。
ヤツのスカートをも剥ぎ取ってやる。
これで麗美のヤツはピンクのパンチーと紺ハイソだけになった。
かく言うアタシは白ハイソと首回りのリボンだけ身につけた格好だけどよ。
ならよ!次はテメーもノーパンだぁ!!
尻餅ついたみてーになってる麗美に飛び掛かろうとしたとき。

「いい加減にしなさい!!」
スッゲー力で背後から羽交い締めにされるアタシ。

「放せよっ!!!」
ジタバタ足掻くアタシだけどがっちりホールドされちまってる。
って!?わっ!?ホルスタイン!!
ピーちゃんのヤツ…自分で解決する事をソッコーで諦めて。
ホルスタインのヤツを呼んできたみてーだ。

「ったくよ…」
毒づきながら立ちあがるほぼパンイチの麗美。
ただ…もうかかってくる事しねー。

「ざけんなっ!バカ!!」
ホルスタインにがっちり押さえられた、ほぼ真っ裸のアタシは…。
麗美を蹴るように足を振り上げまくるが。
とーぜん届かねーし。
ホルスタインの力は体格が体格だけにハンパねー。

「大人しくしなさい!!あんたら何て格好しての!」
ホルスタインは怒鳴り散らしながら万力みてーな力でグィグィとフルネルソンで締め上げてきやがる。

「わぁた!ギブ!ギブッ!!」
ここもぅ引くしかねー。
そーなりゃソッコーでギブを入れるアタシ。
向こうっ気の強さと勢いだけのアタシだ。
力比べでホルスタインに勝てる訳がねー。

結局、ホルスタインに力でねじ伏せられて。
アタシと麗美の諍いはドロー。
後々にじゅーぶん過ぎる禍根を残す結果となった。
まー元々禍根まみれだけどな。


……して。
進路指導室に隔離されて一時間近いお説教。
アタシも麗美のヤツもレイプされた後みてーにボロボロだけど。
当のアタシやホルスタインはそんなの全然関係ねーって感じだ。
麗美のヤツは神妙な顔つきで胸元を隠しやがる。

んだよ!ぶりっこブス!……って毒づきたいけどよ。
今、騒ぎを起したらそれこそ停学になっちまう。
それは流石にまじぃーんでここは例によって我慢のまんはまんこのまんだ。
なんて不貞腐れながらも自分を抑える健気なアタシ。
麗美のヤツの暴挙の被害者であるにも関わらず。
理不尽なホルスタインのグチグチした文句を聞き続けた。
それから更に一時間。
『少しは恥じらいと言う物を持て』
『自分勝手な行動は慎め』
ホルスタインの嫌味ったらしい低音ボイスは小言を並べ立て。
いかに忍耐強いアタシでもその忍耐の限界だぜ……って感じになってきた。
沸騰直前の頭で玉砕覚悟でホルスタインに掴み掛かってやろうかな……なんて考えていた時だ。
「反省文を書いて待っていないさい!いい?大人しくしているのよ!」
ホルスタインってばアタチとレミタンを残して出てちゃったのらぁ!!
やべ…頭沸きすぎてパーになってきた。
落ち着け…アタシ。
何はともあれもう直ぐ開放されそうな予感に一旦は落ち着くと。
第二ラウンドだ!って訳にいかず麗美とガンの飛ばし合い。
これが今出来る事の限界ではあるわな。
けどよ、片眉しかめて田舎のヤンキーばりの顔でガンをくれてやるアタシ。
麗美のヤツはスカしやがって目だけに怒りを込めて見返してきやがる。
まるでボクシングの試合前の軽量会見の会場みてーになる進路指導室。


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