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憎しみと愛、そしてセックス
【その他 官能小説】

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憎しみと愛、そしてセックス(1)-4

(あっ、あっ・・せんせっ・・)
無防備な美紗子は、いきなりのことにどうして良いか分からず、
抵抗もできなかった。
気が付いたときには服も脱がされ、
パンストも下げられショーツ1枚だけになっていたのである。
美紗子は始めから抵抗しなかった、何故か体が拒まなかった。

むしろ、観念したのが早かった、瞬間的に彼女は思ったのである。
(私は先生に犯されるのね。あぁ・・・)

そう思うだけで濡れている自分がいた。
それは夫からセックスの喜びを与えられていない女の決断だった。
忘れていた性への喜びと怖れ・・そして戸惑い。
しかし、甘い誘惑には勝てなかった。

それは熟した女の肉体が、その欲望が堰を切ったように目覚めたからである。
そして、心の中で詠んでいた。

(乱されて 奪われそうな この身体 溶けて乱れて 蝶になりぬる)

喘ぐ美紗子をにやりと見つめながら、
謙二郎はゆっくりとズボンのベルトを外げ下着を膝まで下ろした。


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