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憎しみと愛、そしてセックス
【その他 官能小説】

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憎しみと愛、そしてセックス(2)-6

(あっ!・・)
美紗子は今まで感じたことのない感覚に身体が痺れた、それは初めての経験だった。
頭が痺れ、髪の毛が逆立つほどであり、体中を歓喜の電流が走ったからである。

それは謙二郎が美紗子の膣の中に指を入れ、ゆっくりと掻きまわしたかと思うと、
彼女の膣の入り口上部に位置するGスポットを刺激したからである。

(きゃぁ・・!そこダメです・・逝っちゃう、許して・・)
喘ぐ美紗子を見つめながら謙二郎は、彼女の中から指を抜いた。

「ここが貴女の感じる急所の一つですよ、美紗子さん」
(あぁぁ・・)
美紗子は、体中が痺れ、ただため息をつく事しか出来なかった。

謙二郎は美佐子の顔を自分に向けさせキスをした。
彼の目には美紗子の目が潤み、泣いているようにさえ見えるのである。
「そろそろ入れるからね、美紗子さん」
「あぁ、はい・・お願いします」

それしか言えず、これから犯そうと言う男に美紗子は哀願していた。
無意識の中で美紗子は思っていた。

(私の身体は、これからも先生に預けるようになるのね、きっと・・)
その瞬間から美紗子は、貞節な自分に決別していた。
罪悪感を伴いながらも、快楽の道を歩き始めたのである。
そして、美紗子の身体の中に謙二郎は入ってきた。

ずっと前に夫と交わった、そのときよりも更に太く固いペニスで彼女は突かれた。
後ろから、バック挿入と言う淫らな行為で二人の淫獣は一つに重なっていた。
(あぁぁ・・)

身体を貫かれる一瞬、美沙子の身体を電流が走った。
ピリピリするような激しい衝撃だった。
それは彼女が想像していた以上に彼女を貫いた。

あまりにそれが激しいので、美沙子は一瞬気を失い掛けていた。
そして、股間を身体の中から締め付けている自分を感じるのである。
その感触は太く、とても固く感じた。

始めて感じたセックスの感触であり、
それを喜びと感じるまで、美沙子はまだ気づいていなかった。

しかし、それがじわじわと自分を襲い始めていることに
彼女の白い肉体はようやく気が付いたようである。


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