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愛しのお菊ちゃん
【ホラー 官能小説】

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愛しのお菊ちゃん13-6

「んはっ!あぁぁぁ!ああ!」
そんな僕の愛情をしっかり感じ取っていてくれてるのか。
普段はクールで物静かな鵬蓮さんだけど…何度も身をよじり大きく喘ぎ、悶えている。

そして僕は…。
やっぱり右の腿の付け根に大きな傷跡を残す鵬蓮さんの下腹部へと手を滑らす。

クチュ――。
「あっ!あぁぁぁぁ!うっっ!」

淡い陰毛に覆われた鵬蓮さんのソコは…。
こんなに?ってくらいに濡れ、熱く熱く火照っていた。

鵬蓮さんの濡れたソコを弄りながら乳首を吸い続ける僕。
パンツの中の僕のモノはこれでもか勃起してるけど。
意識は何かフワフワするそんな不思議な感覚だった。
僕の下で喘ぐ鵬蓮が何か気のような物を放出し、僕がそれを自分の体に取り入れてゆく。
そんな感覚だった。
そして僕は更なる気に導かれるようにパンツを下ろすと…。
硬くそそり立ったモノの先を濡れそぼった鵬蓮さんのワレメに押しあてる。
いくよ…。

「んあぁぁぁぁぁぁぁ!」
僕のモノを収めると…大きく仰け反り今まで以上の声で喘ぐ鵬蓮さん。

「くはぁぁぁぁ…」
お菊ちゃんしか知らない僕。
生身の人間は初めてだけど…お菊ちゃんとその物自体は変わらない。
けど…何か特別な物が僕の肉棒を包み込み、尿道を通って僕の中に流れ込んでくる。
これは鵬蓮さん特有の物だ。
他に生身の人間とはした事がないのに…。
不思議と僕ははっきりとそう判った。
そして肉棒だけでなく下腹部までも熱く包む、その快感に。
「くはっ!くはっ!」
僕は夢中で腰を振り続ける。

「ふはぁぁぁ!うはぁぁぁ!ああっ!」
依然、凄い声で喘いでいる鵬蓮さんも下から腰を動かし。
僕の肉棒を包み込んだ熱い肉襞は…。
更に熱い汁を撒き散らし…僕の魂を吸い取るようにキュウキュウと僕の肉棒を締め上げてくる。

「あぁぁ…鵬蓮さん!僕もう!」
僕は朦朧とする意識の中で情けない声を上げる。

「いいのよ!出しなさい!それが!あぁぁぁ!」
そしてその朦朧とする意識の中に鵬蓮さんの声が飛び込んできた。
そして一気に早まる鵬蓮さんの腰の動き。

「くっ!ぅぅぅぅ…」
僕は肉棒と心を開放し…鵬蓮さんの中に熱い迸りを放っていた。

それと同時に熱く痺れるような物が僕の体の中に流れ込んでくる。
ドクン…。
ドクン…。
心臓が動く音。
呆けた僕。
目は開いているようだけど…視界には何も入ってこない。
ドクン…。
ただ心臓の音だけ。


終わってから暫く経った。
けど…まだ魂の抜け殻のような僕を鵬蓮さんはクルマで家まで送ってくれた。
その時の鵬蓮さんはクールで物静かないつもの鵬蓮さんだった。


つづく


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