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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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初夏のすれ違い / ココロ編-2

…くちゅ……ぺろっ

「…ん…ぁむ…」

あぁ、これが、サクの味なのかな?
うっすら苦くて舌に絡んでくる。
もっと味わいたいのに…奥から湧き出るあたし自身の液体に薄まっちゃう。
それは…指を舐めながら、もう片手は自分を慰めるのが止まらないから。
…あぁ、またあたし、えっちなコトしちゃってる。
サクに呆れられちゃうな。

…―「いやらしい女!」

いや…言わないで。

…―「貪欲なおま○こ!」

あぁん…もっと言って。

くちゅくちゅ、じゅぷじゅぷ、手が止まらない。
あたしはいつも、ひどいコトを言われては、乱れてしまう。
やめて!って抵抗しても、結局、感じてしまう。

でも、サクだって…
あたしを卑下しながら、勃たせてる。
あたしをなぶるのに、キスしてくる。
お互い、好きなんかじゃないのに…
ののしりながら、嫌がりながら、何度もカラダを重ねてしまってる。

「んぅっ、あぁっ、サクっ…!」

サクが欲しい。
さっきまで一緒にいて、ずぅっとあたしをいじってたのに…今はいないから。
火が点いちゃったあたしのカラダを、鎮めてほしいのに。
3回もシたのに、思い出しちゃうとまだ足りなくなる。

「ん…サク、ココ…
はぁん…ココに…欲しぃのっ、サク…!」

くぱ…と、幻覚の相手に開いてみせる。

…―「俺の目、見てろ」

幻聴が、あたしに話しかける。
まぼろしのサクに、欲情する。
見えないサクの"モノ"を手繰り寄せる。

あぁ、あたし、重症だ。
何度も浅ましく欲しがって。
好きでもない人と繋がって。
こんなあたしにしたのは…誰?
サク?それとも…お兄ちゃん?
まさか、これが本当のあたし?
近親相姦に、脅迫。
それでも悦ぶカラダ。
あたしのココロはどこ?

…心?
今更、何すました事言っちゃってんの?
こんなに、発情したメスのくせに。
頭ん中は、サクのおちんち○でいっぱいのくせに。
今にも、イきそうなくせに。
…素直になっちゃえば?
独りきりの家の中で、淫らな本性を現せば?
…気持ちいいよ?

あたしの"心"が呼び掛けてくる。
自分を誘惑するのは、簡単なこと。
ぐちゅぐちゅぐちゅ…
こすり上げる指が早くなる。
逆らえない…
すごい…気持ちいい…
こんなイイコト、やめられない…!


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