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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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初夏のすれ違い / ココロ編-1

GW中盤の夕方。

「…ただいまー…」

あたしの声は、虚しく響いて、空っぽの家に吸い込まれていった。
でも正直、ほっとする。
最近のあたしは、"誰もいない自分の家"が一番落ち着けるから。
特に今日は…

「…っん!」

とろっ、とあたしの股間から、何かが漏れ出てきたのを感じた。
…さっき。
ラブホを急いで出ることになって、あたしはお風呂に入れなかった。
だから、何か、ではない。
これはきっと…
サクが、ナカ出しなんかするから…!
あぁもう、やだやだ!
早く、キレイに洗わなくっちゃ。
帰り道にマックに寄ってきたからお腹は膨れているし、さっさとお風呂に入って寝ちゃおう。

そう思ったのに、あまりの腰の痛さに、自室でベッドに横になってしまった。
…うん、少しはラク。
情けない、現役テニス部なのに、…えっち3回くらいで腰痛だなんて。

…―「…マジでお前、マゾだな…淫乱!」

突然、静まり返った耳の奥で、ついさっき言われた言葉が響いてきた。
家の中には音が無さすぎて、まるで耳元で言われたかのように鮮明。
その言葉は槍のように、あたしの良心と…淫乱な部分とを、別々に刺激してくるんだ。
サクの低い声は、あたしの知らないあたしを引き出す。

「…っ…」

身震いをこらえきれないほどの疼きが股間に走る。
また、こぷっとサクの精液が漏れた。
このままじゃ、下着どころか服やベッドまで汚してしまう…。
仕方無くブラックデニムを脱ぐ。
シンプルだけど流行りの形の、裾がくしゅくしゅっとしたタイプ。
お気に入りを汚さなかったか、確かめた。

…くぷっ…
ちょっと身を捻るだけで、静かな部屋に淫らな水音が響く。
あたしのソコは、色んな液体でさぞかし、どろっどろなんだろう。
だから…今、こうやって手が伸びているのは…
それを確かめるためなんだから…絶対。

「…んっ!」

ソコの感触よりも、あまりにも濡れていることに、恥ずかしさのあまり声が漏れる。
こんな…こんなにぐちゃぐちゃ…
この状態で弄くったら…気持ちぃだろうな…

「…ぁっ、は…ん!」

ぬるぬるをすくって、プクッとふくれたトコを弄った。
あ、もしかして今…
サクの…せーえき…、塗りたくっちゃってる?
やだ…あたし、えっちすぎるっ…!
でも実は、まだ飲んだことないんだよね…サクのは。
お兄ちゃんのはあるのに…。


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