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「深夜の病室」
【制服 官能小説】

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「開かれた膣」-2

「なぁ。打ってみるか?客におっぱいを吸わせたら悦ぶかもしれないぞ。ただし、ホルモン注射はハンパなく痛いがな」

その怖ろしい申し出に、舞の躯は硬直する。
時折、優しい面を見せることもあるが、この男の恐ろしさは未知数だ。

「や…、やめて…くださ…い」

この男は医者なのだ。
舞がこの街に売られてきたように、嫌がる舞に平気でクスリを打つこともしそうだった。

「男を悦ばせることはしたくないか?それとも…怖いか?」

顎を掴み、ねっとりと絡みつくように楼主は、舞の耳に囁きかけた。

「怖いことはない。ちゃんと舞、お前の躯に負担が掛からない量を計算して注入してやる」

その申し出こそが恐怖だった。舞は、涙を流して首を振る。

「何だ。何が不満だ?」

顎を固定していた指は、ゆっくりと舞の頬を這い上がり、耳朶を掴んだ。

「それとも注射が嫌いか?毎晩、ココに男の太い注射器をくわえ込んでいる癖に?」

片方の手で舞の耳朶を引っ張りながら、もう片方の手を舞の膣口に這わす。

──クチュッ。

ハッキリと水音を湛えたそこは、先程までの刺激でこれ以上ないほどに潤っていた。

「なぁ、男に熱いミルクを掛けて貰ってんだ。舞もお礼におっぱいを吸わせてやるのが道理じゃないか?」

低く、地を這うような楼主の声は舞の恐怖を煽る。

「んぁっ!」

同時に舞の胎内に指がヌプリと侵入した。

「冗談だ」

不意に、舞の胎内から指を抜くと楼主は言った。

「本人の同意なしには、出来ないからな。だが」

望むならいつでも注射してやると言うその声は、とても冗談には聞こえなかった。

「さ、続きに戻る。服を脱いでその椅子に掛けなさい」

示された椅子は、歯医者で使うようなビニール張りのものだった。
襦袢を脱ぐと、舞は一糸纏わぬ姿になって腰を掛ける。
右手、左手、右足、左足…順々にベルトで固定された舞はもう、動けない。

…ウィーン

楼主がスイッチを押すと、椅子は形状を変えて舞はM字に足を開くことになる。

──このまま、楼主に注射をされてしまっても逃げられない。

そんな考えが頭に浮かび、舞は震え上がる。
と、近付いてきた楼主が、舞の膣口をなぞり上げた。
いつの間にか手には薄いゴム製の手袋をはめ、何やら分からないチューブを持っている。


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