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「深夜の病室」
【制服 官能小説】

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「深夜の病室」-1

「痛ったぁ〜」

止むことを知らない雨の日の夕暮れ、駅のホームの階段で膝を抱えてうずくまる少女がひとり。
と言えば、この少女の身に起こったことを想像するのは難くない。
なかなか派手なパフォーマンスを披露したらしく、少女の右足が赤く熱を持っているのが傍目にも分か
る。

ピーポーピーポー。
誰が呼んだのか、救急車が近づいてくるどこか間抜けな音が辺りに響いた。

そして、2時間後。
少女は足をギブスでガチガチに固定されて病室のベッドの上にいた。
かなりの寝汗をかいているらしく、額に水滴が光る。

トントン。
ノックの音がした。
ドアを開けて白衣の男が一人、入ってくる。

「具合はいかがですか?わたくし今回、手術を担当させていただいた橘といいます」

少女の枕元に座っていた母親が立ち上がり頭を下げる。

「先生、この度はありがとうございます。この子ったらもう16にもなってそそっかしい限りで…」

「いえいえ。ご無事で何よりです。で、お嬢さんですが今回、靱帯断裂と言うことで靱帯を縫いつけて
あります。1週間くらいで退院は出来ますが、3ヶ月くらいは松葉杖で生活をしていただくような形にな
るでしょう。退院後も、しばらくこちらに通っていただき傷口の消毒を毎日していくことになります」


橘の柔らかな語り口、丁寧な説明と穏やかな物腰は母親が彼を信用するに足るものだった。
安心して傍らの娘に声をかける。

「舞ちゃん、いい先生で良かったわね。じゃあ、お母さん明日また来るから。いるものあったらメール
して頂戴ね。では、先生うちの子をよろしくお願いいたします」

「はい。では、私はこれから今日の分の消毒をしてしまいますね。あ、お嬢さん術衣のままですが着替
えは?」

「あ、こちらに取りあえず今日の分のパジャマが…」

「分かりました。では、後で体を拭いた後にこちらに着替えていただくようにしましょう。後は明日、
詳しい経過など説明いたしますので。遅いので気をつけてお帰りください」

「ありがとうございます。では、先生よろしくお願いします」

こうして、部屋には橘と舞だけが残された。

「さて、じゃあ消毒しちゃおうか。ちょっと染みるよ」

舞の方に向き直った橘が声をかけ、包帯を外していく。
剥き出しになった舞の足に手をかけると手早く消毒液を塗り込めていく。

「クス。痛い?」

顔をしかめる舞を見て橘が声をかける。

「…はい。少し」

「ゴメン。すぐ終わるから少し我慢してね」

そう言われてしまうと舞は痛みに耐えるしかない。
いつの間にか、橘の手が舞の太股を撫でていたが痛みを堪える舞が気付くことはなかった。


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