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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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初夏のすれ違い / カラダ編-5

「…っく、あ〜こっ、いつもより締まるっ…
いや、あんま濡れてなくて引っかかってんだな、これはこれで気持ち良いっつーか…」

「う、んぅっ、くは…」

「痛くねーのか?
そんな詰まったようなあえぎばっかで。
もっと声出せよ…いつもの甘ったるいヤツ…」

「痛、く、ないよ、へーきっ…
声だって…フツーだもんっ、っく!」

「…じゃあ、遠慮無く」

その言葉通り、兄の長いモノが子宮を突き上げる。
ずくずくした痛みが、亜紀子の体を浮き上がらせた。
ふと、背に暖かい吐息を感じ、そこから兄の昂った声が聞こえてくる。

「あ〜こ…も、イくぞ…
っつ…!」

「ひあっ!?
や、痛っ、いあーーっ!!」

肩甲骨の辺りに、鋭い痛みが走った。
思わず身をよじり、引き千切られそうになって冷や汗がにじむ。
しかし、兄が背に歯を立てたまま、両腰をつかんで最後の律動に入っていた。
イくと言うよりは、その振動と痛みで亜紀子は声をあげ、兄が脱力したのを感じて、終わりを悟った。



残りの宿題を口実に、亜紀子はさっさと自室に戻った。
まだ、心臓がドキドキしている。
それは良い胸の高まりではなくて、何か胸騒ぎのような気持ち悪さ。

…―いつもより…気持ち良くなかった…?

とりあえず英語のノートを広げるけれど、まったく頭に入って来ない。
揺すられた子宮が鈍い感触を現し、噛まれた背中がズキズキと熱を持っている。

噛まれたこと自体は、初めてではない。
前は、そうされて乱れてしまったこともあるくらいだ。
もちろん、キスマークを含め、何度か痕を付けられたこともある。
サクに見付かると意地悪されるくらいで、べつにイヤだと思ったことは無かった。
それなのに今日、痛いばかりで快感のスパイスにならなかったのは…なぜなんだろう。

更に、兄の突き上げがいつもより苦しかったのは、気のせいだろうか。
自分のソコの、許容範囲を越えているかのような息苦しさ。
10日ぶりだから…いや、違う。
亜紀子は自分で自分を否定する。

…―サクのせいだ

ここ何日か、亜紀子は、"サクとは"何度も体を重ねていた。
もちろん脅されて仕方無く、だ。
それを忘れたことはない。
けれど、バスケ部の応援に行った日以降、サクとスるのが気持ち良いのは確かだった。

サクのモノは、太くて硬いから、こすりあげられる快感がものすごい。
最近は、サクが自分のナカに入ると、歓迎するかのようにぴったりと張り付くのが分かるのだ。
そして、その状態で突き上げられると、簡単にイッてしまう。


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