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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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ブランチを、御一緒に。-1

こんにちは、伊藤 結衣です。
お久しぶり…って、知らない!?
そんな人は『登下校を、御一緒に。』を読んでね!
…恥ずかしいけど。


GW直前の日曜日。
今日は、親友の亜紀子とカフェでブランチ。
昨晩、亜紀子からメールが来て、《話があるんだけど…明日会えない?》って。
それなのに…
亜紀子はさっきっから、押し黙ったままパスタをつついている。

「食べないの?…また痩せちゃうよ?」

「…食べます…ごめん」

謝られてしまった。
亜紀子は本来チャキチャキした子だから、こんな風にしおらしくされると調子が狂う。
新学期、久しぶりに会った時は驚くほど痩せていて、本当に心配した。
その時はちゃんと話してくれなかったけど、今日の話を聞けばきっと分かるんだろう。

「亜紀子、デザートはおごるからさ、ゆっくり話してくれればイイからね?」

「…ホント?
じゃああたし、フルーツタルト!」

…食うんかい!
なんでこう、妹っていう人種はちゃっかりしてんだろ?
ま、にっこりしてくれたからいっか。
でもその笑顔。
なんとなく…

「もしかして、話って…カレシでもできた?」

「…っ!」

「やっぱり!なんか今、亜紀子可愛くなったなって思ったもん!
ね、誰だれ!?あたしも知ってる人?」

「ちっ、違うの、結衣!
いやっ…違くないけどっ、でもやっぱ違うの〜!」

…意味分かんないんですけど。

「あのね、結衣…
たぶんね、月曜日に学校行ったら…その…
あたしと、…サク、が、付き合ってることになってる、と思う」

「"ことになってる"…?
サクって…風間サク!?
なんでまた?
アイツのこと、今までなんとも言ってなかったのに…」

「そうなの…うう゛〜結衣〜」

「あっごめっ、泣かないでっ、亜紀子!」


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