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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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盛春の一週間-7

「…きめぇ」

三池、キモいんだよ、お前はよ!

「あはは、そうだよね、サクは小ガキ生の頃から知ってんだもん、今更萌えないよねぇ?
分かる、分かる〜!
俺も、隣ん家の中学生のコ、絶対この先も恋愛対象外だしなぁ〜」

…能天気なヤツめっ…!
悪いけど、俺らはとっくにヤッちゃってんの!
俺の心に、優越感が生まれる。

「ね、ね、今度さぁ、一緒に話しかけてよぅ。
きっかけ作ってさ、映画とか行けないかなぁ?」

…なぁにが、よぅ、だ!
なぁにが、映画とか、だっ!

「何、お前、マジで狙ってんの」

「うんっ!
俺、黒髪のポニーテールに弱くてさ〜。
あの清純そうな感じ?」

「…ぶっ…ははっ」

「なにさ、サクには分かんないよ」

いや、分かってねぇのはお前だ、三池。
アイツは清純なんてもんじゃねーぞ、何しろ"アニキがセフレ"なんだからな。
俺に、"お願いだからおちんち○入れてぇ"って言うようなヤツだぞ?
あー、思い出したら勃ってきた。
アニキと片桐との間の秘密は、俺だけのモノ。
それが余計に、俺を喜ばせる。

優越感もそのままに、帰宅し、晩メシを食う。
そろそろ寝るか、と思っていた時だった。
ケータイが鳴る。
《無題
:お願いがあるんだけど。昨日言ってたコト。また、あの話、聞いてほしい。なんか、はじめて口にしたら、少しスッキリしたから。》
相変わらず素っ気ないメール。
片桐からだ。
やっぱり"あのコト"についてだった。

日曜、あの後、二回ヤッた。
俺は散々片桐を泣かし、アニキとの最初と、二度目のえっちについて吐かせた。
終わった後の片桐を見て思ったんだ、あ、スッキリした顔してる、って。
だから俺、言ったんだ。

「…なぁ、まだ話してないこと、いっぱいあんだろ。
俺で良かったら聞くよ。
つーか、俺じゃなきゃ聞けないようなこと、たくさんあるんだろ?」


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