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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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盛春の一週間-6

〜月曜日の優越感〜

月曜の朝って、なんてかったりぃんだろう。
日曜の充実感と疲れが大きい時は、特に。
脳内がピンク色にただれ、腰は、ギシギシと甘く痛む。

教室に入ると、いきなり片桐と目が合った。
片桐も、同じ空気…甘い疲れをまとっているようだ。
何か言いたそうな顔をしたが、結局ふぃと目を逸らされる。
…あのコト、かな。
周囲は誰も、今の目線のやり取りには気付いていない。
まさか俺らがこんな関係だなんて、思ってもみないだろうな、とほくそ笑む。

授業中はさすがにうとうとしたが、放課後はきしむ体をおして部活に出た。
関節は痛いのに、体は軽い。
変なの、なんだか毒素が排出されたみたいだ。
まぁ、だいぶ出してやった精子は、毒素なんかじゃねぇけど。

今日は、春うららって感じの日だが、さすがに動けば汗びっしょりになった。
部活が終わって、男子更衣室にいる時に、チームメイトに声をかけられた。
隣のクラスの、三池ってヤツ。

「よぅ、調子いいじゃん」

…どっちが。
俺は、コイツがちょっと苦手。
言葉通り、調子良すぎるんだもん。
まぁ、俺よりモテるから、自分がひがんでるんかな、とも思うけど。

そのまま、着替えながらバスケの話をする。
う〜ん…やっぱコイツ嫌い。
調子良いうえに、話聞いてると、なんかセコイんだよなぁ。
結局、一緒に帰ることになっちまったけど。

「なぁなぁサク。
お前、お前のクラスの片桐チャンと、同中(※)ってほんと?
小学校もなんだって?」

…は!?
なっ…なんだいきなり。

「あぁ、まぁそうだけど。
小中高、ずっと一緒」

「おぅ、腐れ縁じゃん!
仲良いの?
なんかさぁ、最近片桐チャンが可愛く見えてきてさぁ」

…なんだその"片桐チャン"てのは!
オヤジ臭ぇ。

「良くない?最近。
去年よか痩せたっぽいのにさ、おっぱいデカいじゃん!
リップもつやつや〜、髪もさらさら〜、だしな!」

(※:おなちゅう=同じ中学校出身
一応…。笑)


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