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階段を上る時
【その他 官能小説】

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階段を上る時-9

「ぐむっ!?ああっ・・・悠斗、気持ち良すぎるよぉ・・・」
口にくわえていた陰茎を思わず離してしまい、その場に崩れ落ちる。かろうじて右手で陰茎を扱き上げが、もう遥奈は限界に近かった。悠斗は遥奈を仰向きに寝かせ、さらに足をM字に開かせた。遥奈の両膝は、彼女の顔の横にまで達し、自分の秘所の全てを悠斗に晒しだす。悠斗は自分が遥奈のオ○ンコを舐めている姿を、わざと見せているようだった。
「やぁ!悠斗が私のアソコを舐めまわしてるぅ・・・私、こんなHな子じゃないのにぃ・・・凄く気持ち良いの!もっと、もっとしてぇ!!」
まるで子供がねだるように悠斗に訴えかける。悠斗もまたその気持ちに応えるかのように、さらにそのテクニックを上げる。彼は中指を軽く秘所の入り口にあてがってみた。まだその入り口はきつく、指の侵入も一苦労の様子だった。遥奈の秘所はべっとりと濡れている為、怪しげな淫靡な光を放っていた。指の進入と同時に遥奈が喘ぐ。
「うんっ・・・あはぁ・・・悠斗、ちょっと怖いよ・・・」
彼は空いている左手で彼女の頭を優しく撫でてあげた。自分の手より二周りほど大きな手に撫でられた遥奈は、不思議な安心感を覚えた。遥奈は、にこっと微笑んで自分の安心感を悠斗に伝える。その笑顔を見た悠斗は、もう少し指を遥奈へと送り込んだ。中指がどうにか見えなくなるぐらいまで遥奈の中へ入り込む。悠斗の中指はきつく締められ、それ以上の進入を許されない。その時悠斗は多少の不安を感じていた。(こんなにきつくて俺のものを受け入れてもらえるのだろうか・・・)彼は遥奈が苦痛に歪む姿は見たく無かった。もし自分が遥奈を求め、その結果が遥奈に苦痛を与える事になったら、自分はそれ以上の行為は出来ないのではないかと思い始めていた。遥奈の中に入り込んだ指は、第2関節辺りから折り曲げられ、俗に言う《Gスポット》を的確に捉え、擦り始める。遥奈にとっては初めての経験である。もちろんお風呂などで秘所の入り口付近を触れることはあったが、膣内を触ったことはなかった。ましてやGスポットなど自分でも良く分かっていない性感帯である。初めての快感に思わず仰け反ってしまう。自分に何が起きたのか、一瞬理解できずにいたが、やがてそれは大きな快楽を生み、遥奈を恍惚へと導いていった。悠斗は恐る恐る手を横へとスライドさせ始めた。前後運動に反復運動を加え、さらに性感帯への刺激を強める。彼の手にはかなりの負担が掛かるものの、遥奈の喜びの表情を見ると負担など無きに等しかった。徐々に彼女の顔が赤みを増していく。秘所からはとめどなく愛液があふれ、ベッドのシーツを濡らすほどになっていた。指が挿入されたことにより、淫靡な唇が広げられより一層愛液が滴り落ちやすくなったのだ。彼は頃合良しと感じ、指を2本へと増やしていた。始めよりは抵抗が弱まり、すんなりと挿入されていく。先程までは指先のみで前後運動させていたのを、今では指全体を使ってスライド運動をさせていた。指が動くたび、卑猥な音と共に遥奈の愛液があたりに飛び散る。遥奈は不思議な感覚に捕らわれていた。何か下腹部から溢れてしまいそうな、宙に浮いてしまいそうな感覚を覚えていた。脳細胞が麻痺し、思考が落ちてゆく。分かるのは恥ずかしいばかりの自分の喘ぎ声と、愛液の飛び散る音。遥奈は生まれて初めて達しようとしていた。

「悠斗、何かきそうだよ!気持ちよすぎて怖いよ・・・な、なんか・・・くる!きちゃうぅぅ・・・あはぁああああ!」
その刹那、遥奈の体が大きく痙攣を起こした。ベッドから落ちそうなほど大きなものであった。と、同時に遥奈の秘所から大量の液体が噴出す。瞬く間にベッドが洪水となり、シーツが吸い取りきれない程の液体がベッドの下まで滴り落ちていた。彼女は初めて絶頂に達し、おもらしをしてしまったのである。初めてGスポットを責められた子は、漏らしてしまう事が多い。Gスポットは膀胱に近い為、膀胱にもたらす刺激も大きい。その為、イッた直後の筋肉の緩みによって漏らしてしまうのは珍しくない。俗に言う潮を噴くというよりも、余りの快感・脱力感に漏らしてしまったというほうが正しいだろう。余りにもグッタリした遥奈の様子を見て、悠斗は心配になってしまった。
「は、遥奈?大丈夫・・・?」
軽く肩をゆすり、声を掛ける。失神こそしていないようだが、意識が少し朦朧としているようだ。まだ少し痙攣を起こしている。まだイッている最中なのだろう。彼女は、
「今のがイクって事なの?凄すぎるよ・・・遥奈にはちょっと刺激が強いけど・・・最高・・・」
恍惚の表情に微笑を加え、彼女は大人の表情になっていた。彼女はその場に座り込み、暫く頭を整理する。その時彼女は自分が漏らしてしまったことに初めて気が付いたようだった。
「これって・・・私が漏らしちゃったの?!恥ずかしい・・・」
彼女は両の掌で自分の顔を隠してしまう。顔は耳まで真っ赤となり、その仕草が悠斗には堪らなく可愛くて仕方が無かった。
「二人しかいないんだから恥ずかしくなんか無いよ・・・気持ち良くなってもらえれば嬉しいよ」


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