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階段を上る時
【その他 官能小説】

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階段を上る時-8

「悠斗ぉ・・・悠斗も気持ち良くなって欲しいよ・・・」
快楽に襲われながらも、必死に声を出し悠斗に訴えかける。
「じゃあ、俺も気持ちよくしてもらおうかな?」
それが何を意味示しているのかは、遥奈にも分かった。視線を悠斗の下半身に向ける。そこには・・・隆々と盛り上がったモノがそこにあった。下着に隠れていてもすぐに分かる。
「怖くないかい?」
悠斗が気を使って声を掛ける。彼にとって色んな意味で気を使っていたのだ。中でも男性に対する恐怖感を一番気にとめていた。だが、彼の心配は彼女の笑顔でかき消される。遥奈の手が、悠斗の下着に掛けられた。それと同時に、悠斗の手も彼女の下着に伸びていた。恐る恐る悠斗の下着を下ろすと、不意に彼の肉棒が飛び出してきた。驚きながら、なぜか笑いがこみ上げてしまう。悠斗が不思議そうな表情を浮かべたが、彼女はそれに気が付くことは無かった。彼は遥奈が気を取られている間に、下着を剥ぎ取ってしまっていたが、彼女の興味は自分の下半身にあったため、彼女はあまり恥ずかしがる様子も無かった。そうなると自分の方が恥ずかしく思えてきてしまったのだ。遥奈固くなった肉棒を指で突っついたり、撫でまわしたりしている。半ば遊んでいるようだ。
「何だか可愛いー!」
嬉しそうにはしゃぐ顔は、18歳の女の子そのものだ。悠斗は妙な恥ずかしさを覚えた。その恥ずかしさを消し去るかのように、遥奈のお尻を持ち上げる。小柄な彼女の体はフワッと持ち上がった。気が付くと遥奈は悠斗の顔の上にお尻を乗せた状態で、目の前には彼の隆起した象徴があった。要するに69の体勢されてしまっていたのである。自分のオ○ンコは彼の目の前に大きく広げられてしまっている。
「ちょ・・・ちょっ・・や、やぁ!恥ずかしいよぉ〜!!」
遥奈は余りの出来事に動揺し、声にならない悲鳴をあげた。その声が聞こえていないのか、悠斗は更に遥奈の花弁を両手で広げる。もう奥まで丸見えの状態である。余りの恥ずかしさに、体勢を変えようと逃げようとしたがそれは出来なかった。彼の舌先が遥奈の最も敏感であろう性感帯を的確に捉え、愛撫する。まだ少し包皮されていたクリトリスは、悠斗によって露にされ外気に晒されていた。彼の舌先の運動力は凄まじく、遥奈は身動きすることすら侭ならない。ただ分かるのは、彼の舌先がクリトリスに触れるたびに、自分の中から愛液が溢れ落ちるということだけだった。自分の下に悠斗がいるため、愛液は彼の口へ流れ込む。悠斗は嫌がることもなく、逆に音を立てながら彼女の蜜を飲み干していく。ジュルジュルッという音が遥奈の羞恥心をくすぐる。遥奈にはその羞恥心が、徐々に快感に変わっていくのが分かった。好きな人の前で見せる恥ずかしさは嫌悪なものではなく、彼の前のみで表すことが出来る特別な感情だと思ったのだ。
「あんぅ・・・あ、あっぁ・・・あふぅ・・・すごいよぉ・・・遥奈溶けそう。すっごく気持ち良いよ!」
今までの中で一番はっきりと遥奈は言葉を発した。彼女の何かが吹っ切れたような感じでもあった。
「良かった・・・遥奈はやっぱり綺麗な人だよ。どこも汚れてなんかいない。こんな素晴らしい女性は初めてだよ」
彼の言葉に嘘は無かった。お世辞や気使いなどではなく、本当の気持ちだった。
「こんな恥ずかしい格好で言うことじゃないね」
笑いながら悠斗が言葉を続けた。
「悠斗がこんな格好させたんでしょ?もうHなんだから!」
怒った風に言っているが、本気ではないと直ぐにわかる言い草だった。そう思っていると不意に悠斗は下半身にぬるっという感触を感じた。目を配ると遥奈が自分の陰茎を咥え込んでいた。そのテクニックは決して高いものではなかったが、悠斗にはテクニック以上のものを感じ、深い快楽を感じていた。テクニック以上のものとは、遥奈の悠斗に対する気持ちだった。一生懸命が感じられる、そんなフェラであった。
「私、こんな事するの初めてだから、気持ちよくないと思う・・・ごめんね」
ちょっとはにかみながら遥奈が言った。
「そんなことないよ。凄く気持ち良いよ・・・遥奈の気持ちが凄くこもってる」
悠斗は快楽に酔いしれ、半ば目を閉じてその感覚を味わっていた。遥奈は一心に悠斗の肉棒を攻め立てる。しばらく防戦一方だった悠斗も、目の前で揺れるお尻に手伸ばし、再び遥奈を攻め立て始めた。


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