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華麗なる奴隷秘密倶楽部
【その他 官能小説】

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華麗なる奴隷秘密倶楽部 第5章-3

麗子は美しい顔をして、じっと私の顔を見つめていた。
何かを考えているのだろう。

「だがね、無理にとは言わない、それは貴女次第だ、
このまま朽ち果てるか、私のパートナーになるかだな・・」

私はもうこのときは場末のクラブの客ではなく、
一人のS男として美しい麗子と対峙していた。


今までの私の奴隷女にも、
同じようなタレント崩れの女が何人かいて、
女達が生きる為には、ある決心をしなければならない時がある、
ズルズルと転落の一途をたどるか・・
さもなければ誰かにすがるしかなかった。

堅実な女は潔くこの世界から身を引くが、
一度甘い汁を吸った女達は淡い夢を追い続け、
男に貢ぎ、男に騙され、やがて地に落ち堕落する者も少なくない。

私はそういう言う女を拾い上げ、M女にした。
その女は今では私の従順なM奴隷となっている。
しかし、わたしの飽くなき願望は満たされることなく、
次から次へと新しい触手を広げていく。
多分、麗子もそのうちの一人の女になるだろう。
そして、その後にもおそらく新たなる女を捜すに違いない。

(罪な男だな、俺という奴は・・)

そんなことを一人で思いながら、
私と麗子は車に乗り、街から少し離れたラブホテルに着いた。
そこは隠れた穴場でもある。
このホテルは煌びやかで、豪華な感じである、
私が時々利用しているホテルであり、勿論、女達を調教する為である。

私と麗子はそれからホテルの部屋を潜っていた。
麗子は色つきの眼鏡を掛け、顔をスカーフで隠し、私の後に従っていた。
私は良いとしても、彼女はそれでも気になるのだろう。

だが、もし彼女の素性が分かったとしても、どうと言うことはない。
ただマスコミに知られれば、
少しはゴシップとして取り上げられるだろうが、
私にとってそんなことはどうでも良い。

どうせそんなものは二流の週刊誌のたぐいだろう。
それに今、麗子の噂が流れたとしても、
気休めの読者の慰みとして、一時だけの話題になるだけである。
後は、秋の寒空に散りゆく枯葉のように忘れ去れていく。
それだけのことだ・・

それよりも私は早く麗子を裸にして、縛りたかった。
落ちぶれたとは言え、一時期は人気歌手として売れていた女だ。
麗子を好きなように出来る・・
そう思うだけで私の股間のものは固くなっていた。

私は麗子が歌手と言うよりも、あのセクシーに歌う姿が好きだった。
豊満な肉体をドレスに隠し、切なく訴えるような表情が堪らない。
今は精彩を欠いているとはいえ、熟れた女には変わりない。


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