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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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雨の半休日-9

カラダって、ほんと正直だ。
心臓もばくばく高鳴っちゃってるし。
乳首も…たっちゃってるし。
なんでこんなに喜んでるんだろ、あたしったら。
いくらなんでも、期待しすぎじゃない?

そうだ、またこんな状態になってたら、アニキにからかわれちゃうよ。
通常モードに切り替えて洗わなきゃ。
挙動不審にならないように。
いつもどおり、いつもどおり。
そう唱えながら、手を動かす。
でも、やっぱりいつもの状態には程遠くて。
せっけんのぬめりや、シャワーの刺激で、どうしてもぴくんぴくんしてしまう。

…いつもどおりいつもどおり…
ぴくん!恥ずかしい!
…いつもどおりいつもどおり…
ぴくん!恥ずかしい!

その繰り返しが、頭の中をぐるぐるまわってる。
やばい、こんなんじゃ、のぼせちゃうよ!

もう最後はフラフラしながら、お風呂を出た。
どんどん、この前にしちゃった時のことが思い出されて…緊張してきちゃって。

なんであんなコトになったんだっけ、とか、ずいぶんいじめられたなぁ、とか、
アニキはあんなに大きかったのに痛くなかったなぁ、とか、そうだあたし口にも入れたっけ、とか。

…たまに、テンション落ちて、後悔してみたり。
他の女性達のコトを思ってしまったり、今のこの関係について考えてしまったり。
兄弟だから、セックス"フレンド"じゃないよな、とか笑ってみたり。

もう、頭ん中ぐちゃぐちゃ!
だから、洗面所に来て、やっとある問題に気付いた。

そうだった、替えの服が無いじゃん!
まさかアニキがいるなんて思ってなかったから、玄関で濡れた服は脱いできたんだった。
仕方ない、と思いながら、バスタオルを巻く。
またアニキに「誘ってんの」って言われちゃうから、平静に、堂々としてなきゃ!
髪を乾かしながら、また「いつもどおりいつもどおり」を繰り返す。
化粧水もつけたし、ムダ毛の処理もちゃんとできてるし。
急いで玄関に行って、雨に濡れた制服を回収する。
もう一度洗面所で鏡を見て。
さぁ、"準備"が終わってしまった。


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