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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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雨の半休日-8

…また触れたいって言われて。
なんだか胸がくすぐったい。

この数ヵ月。
本当は、目が合っても軽く触れるだけでも、きゅんってしてた。
ココロが切なく、カラダは熱く…きゅん、って。

今、アニキのアレを見ちゃった瞬間は、どくんって心臓が跳ねた。
そもそも、さっき自分の下着が水に透けているのを見た時から、カラダは熱くなっている。
背中をなでられた時は、期待が心の中で急激に膨らんだのを感じたんだ…。
あんな、強引なキスなんかされちゃ…陥落してしまう。
また流されちゃうよ…。
堕ちてしまいそう…。

はしたないとか、淫らとか、そんな形容詞はどうでもいい。
一番気になるのは…踏み出せないのは…、後ろめたさ、かな。
そう思う自分と。
「はっ、後ろめたさだって?」と嗤う自分もいる。

この前は、あんなに乱れてしまって、喜んでしまって。
今は、こんなに求めていて、切ないほど欲しくて。
今更、と、笑えてくる。
でも、イヤなのも、ホシイのも、どっちもホントの自分。
さぁ、どっちを取るの、あたし…?

答えは出てる。
もう一度、欲望に負けてみたい…!
その直前の、最後の後悔中なの、今は。

でも、心を決めたら、なんか突然焦ってきた!
もともと雨で冷えた身体を暖めるためだったお風呂。
お湯を吸ってぐっしょぐしょの下着をはずし、念入りに髪とカラダを洗う方向に切り替える。

そうそうこの間は、なんと口でされちゃったんだ、と思い出し、洗う手をお股にも伸ばす。
そこでまた恥ずかしさが溢れてきて、めまいがするほど、顔に血がのぼった。
でも、ちゃんと洗っとかなきゃ、って、せっけんの泡を滑らすと…
明らかに濡れちゃってるし!
そもそも…すごく、敏感になっちゃってて、まさに洗っても洗っても、みたいな状態。
ついつい、気持ち良くて…無意識にいつもより長く洗っちゃってる。


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