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ホテルノヒカリ
【OL/お姉さん 官能小説】

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ホテルノヒカリラスト-3

士郎さんはね。
怪我の為に帰国が早まったんだって…本当は私が連絡つかなくなって急いで帰ってきたみたい。
逆に色々と心配かけちゃったけど…。
でも何は共あれ士郎さんが無事で本当に良かったよぉ。

そんで今日は行く前から約束していたディズニ○デート。
包帯も取れた士郎さんは心の底から嬉しそう。
私もそんな士郎さんを見てると…本当に楽しいよ。
一時はどうなる事かと思ったけど…。
本当に良かったよ。

「へ!っくちん!」
夜の帳も下りてだだっぴろいディズニーラ○ドはだいぶ冷えてきた。
「寒い?ゴメン…もう少し付き合って」
パレードがそんな見たいのかな。
士郎さんが優しく私の肩を抱いてくれるから、いいけど…。
お!!パレードが始まった。
ニコニコとパレードを見つめる士郎さん。
私はその横顔を見つめニコニコ。
…にしてもパレード、凄い電飾だなぁ。
光の波の様に蠢いている。
ん?なんだアレ?
んんん?こっちに来る。
えぇぇ!?タキシードを着たミッキーとウエディングドレスのミニー!?
え!?ミッキーが士郎さんに何か渡した。
ええええ!?ミニーが被っていたベールを私に!私に被せた!
「行こう美沙さん!!」
微笑む士郎さん。
私をパレードの列に引き込むミッキーとミニー。
そして士郎さん。
えぇぇぇぇぇ!?
私は狐につままれた感じ。
「美沙さん!結婚しよう!」
パレードの列の中指輪を差し出す士郎さん。
「わ…わ…わた…わた…わたしに!?」
黙ってニッコリ微笑む士郎さん。
やば!また涙が出てきた。
嬉しすぎて涙が出てきた。
私ってこんなに涙もろかったけ…。
沢山のヒカリが彩る中、私は大きく何度も頷いた。
泣きながら何度も、何度も頷いた。
ミッキーがミニーが拍手して喜んでくれてる。
アヒルや犬も喜んでくれてる。
見ている人たちもだ…。
事情を理解した人たちがすっごい拍手を送ってくれる。
士郎さんは満面の笑みで…その拍手の中を歩いている。
横にいる私…。
緊張が凄いけど…ホントに…ホントに!ホントに幸せ!
この日をどんな待ったか!
しっかもこんな演出!
すっごく、こっぱずかしいけど…すっごく!すっごく!嬉しい!
士郎さん…大大大大大大すきぃ!!
私、私…ホタルのヒカリの様な沢山の電飾に飾られて人生最高の幸せを噛みしめていた。

あぁぁ♪夢に見てた♪こがれていた♪キミがいるぅ♪
あのぉ空に浮かぶ♪いくつもの♪光集め♪恋はかがやぁぁく♪


終わり


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