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淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲
【SF 官能小説】

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淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲4-1

公園を出た私は思案にくれていた。
しっかし一日の内に二回も発砲されるとはこの国は法治国家じゃないのかよ。
いまいちついていなさそうなので私は帰ってオナニーして寝る事にした。

「う…さぶ…」
明け方寒さで目が覚めた。
『アッタカクナ〜ル』の効き目が寝ているうちに切れた様だ。
…て事は?
やっぱりだ…スッポンポンだ。
「へ…くしゅん!」
風邪引いたかな…寝る時はいくら透明でもパジャマを着た方がいいな。
まぁ…熱はないみたいだし。
研究室行こ。

私はボサボサの頭のままキャリーバックをガラガラ引きずって研究室に向かった。

研究所に行くと…。
じじいが徹夜していた様だ。
「おつかれヤマっす」
「わっ!久美ちゃん…もうお昼近いよ…」
「だから…なんスカ!遅刻しちゃいけないんスカ!」
私は堂々と逆ギレ。
いいな、とーまキャラ…私に合ってる。
「い…いや刑事さんが来てて…庭にあるヴァンツァーの事とか聞きたいって」
「はぁ?私にはやましいトコなんて何もにゃーだ!」
私はじじいの胸倉を掴んでやった。
朝からちょ〜気分が悪いんだけど。
「い…いや…僕じゃなくて…刑事さんに言ってよぉ」
じじいは早くも涙目だ。
「おい!じじい…もし私に不利な証言なんてしてたら…ただじゃおかないからなぁ」
私は眼光鋭く捨てセリフを吐き捨てると応接室に向かった。
「おまたせ致しましたぁ!刑事さぁん」
私は満面の笑みで応接室のドアを開けた。
あんりゃ!?私はアングリと口を開けちゃった。
「なにか?」
女刑事がニコヤカだが眼光鋭い目で私を見つめる。
…て!叶那さんに信吾!!あんたら刑事だったの!?
「いえぇ…な…なんでもございません事ですよ」
私は思いっきり挙動不審になって二人の前に腰掛けた。
やばいなぁ…刑事と知ってりゃあ…あんなイタズラしなかったのに。
パクられたくないようぉ…私はドッキドキだった。
「港南署の石宮です。こっちは真崎です」
叶那さんは警察バッジを見せながら名乗った。
ドラマでよくあるシーンだ。
…なんて喜んでる場合じゃない。
「で…わたくしに聞きたい事とは何でございましょう?」
緊張しまくりの私…明らかに棒読みのセリフだった。
「いえ…庭にあるのあれはロボットですか?」
叶那さん…ニコヤカにしてるけど目の奥は笑ってないよ。
「あ…あ…アレは等身大のフィギアです」
「よく出来てますねぇ」
やばい!絶対怪しんでる。
「あはははは…某国のパクリとは違いますから」
私は愛想笑いを浮かべて時事ネタで切り抜け様とした。
「アレは酷いですからねぇ!ガン○ムの冒涜ですよ」
信吾の奴…本気だな。
こいつガンダ○信者か?
私も気をつけねばいけないなぁ。
色々と…冒涜と捉えかねられないからなぁ。
…と思いつつも。
「黄色ってねぇ…ありゃ酷いですよねぇ」
信吾に話を合わせた。
「お姉さんのヴァンツァーは動くんですか?」
唐突に信吾が聞いてきた…しかも少年の目で。
「い…いいえ!」
私の声は裏返りまくり。
「そっかぁ…動いたらカッコいいのに…」
これも本気だ。


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