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異界の情交
【ロリ 官能小説】

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異界の情交-2

「まいどあり!いつも来ているね。」
「ええ、どうも。そのためか変なおじさんが俺に付きまとっているんですが。」
「変なおじさん?誰もいないよ。」
その店主の返答に私は後ろを振り向いた。確かに誰もいない。さっきまで50代の男が
いたはずだったんだが・・・。
「おかしいなあ。さっきから後ろで訳のわからない事を言ってて付きまとっていたんですが。」
「気のせいでしょう。ま、変な人はこの界隈には多いから気を付けてください。」
「はぁ・・・。」
今の男性は誰だったんだ。もし逃げたのなら逃げ足が速いオヤジだ。
私はそのアダルト雑誌を買って外に出て駅まで歩くと目の前に誰か遮った。
さっきの男性だった。
「兄ちゃんそんなに怖がらなくてもいいだろうに。ロリを抱きたいだろう?」
私は無視して通り過ぎようとしたら遮られた。
「俺ロリコンじゃないからそんな趣味はないし、付きまとわないでください。
これ以上付きまとうのなら警察にいいますよ。」
「兄ちゃんもつれないなあ。わかっている。俺が怖いんだろう?」
確かに私はこの男に恐怖を覚えていた。何でロリを抱きたいとか言って私を誘うのか?
私を違法な事をさせようというのか。
その時はこの男からどうやって逃れるかしか考えていなかった。
「安心せい。俺はその筋の連中とは縁がない。また俺は兄ちゃんに何かしようとも思っていない。
ただ兄ちゃんの性欲が溜まっているようだから発散させようと思っているだけや。」
その男はそう私に言ったが信じられなかったところもあった。
「何なら明日兄ちゃんはこっちに来るだろう?兄ちゃん仕事は?」
「俺は浪人生ですが・・・。」
「そうか。なら勉強が終わったら昼ぐらいに来てくれんか?場所はこの路地の先にあるパーキングや。
安心しろ。兄ちゃんを天国に案内させるから騙されたと思って来てみろ。」
本当に騙す気なんだろうが・・・私はそう心の中で毒ついた。
しかしその男性は読心術があるのか、私の考えている事を理解したようだ。
「本当に騙すのならこんなに付きまとわないだろ。いいから明日あのパーキングに来い。な?
そうそう、俺の名前は脇宗というんだ。兄ちゃんの名前は?」
「いや、それはちょっと・・・。」
見ず知らずの男に自分の名前を言うわけにはいかない。ましてこの脇宗という男は信用ならなかなかった。
「まぁええわ。明日は来てくれよな。ロリを抱き終わったらそこまで帰すからな。」
そう言って脇宗は私の目の前から歩いて去った。
私はばっくれようとしたが、その半面どんなものなのか見てみたい気持ちもあった。
なぜなら私の両親は昨日から田舎の方に帰っており、兄も大学のキャンプとかで
家には私しかいなかったからだ。いざとなれば警察に連絡してこの脇宗という男を
逮捕して貰えばいいだけだ。それにしても脇宗なんてまた聞きなれない苗字だなと思った。

次の日、予備校の自習室で11時半ごろに自習を終えた私はそのまま脇宗が指定した
駐車場の前まで来て電柱に体を隠して駐車場を見た。額の汗を拭きながら脇宗を待った。
12時になったが脇宗は来ない。
(やっぱりただのはったりか。)
私はそう思って帰ろうとしたら誰かに肩を叩かれた。
私は心臓が止まると思うぐらいびっくりして振り向くと脇宗が立っていたのだ。
「兄ちゃんよう来たな。さ、車に乗ってロリとの待ち合わせ場所へ行こう。一緒にロリを抱こうや。」
私は驚きのあまり、体が硬直したまま脇宗と共に脇宗のある軽自動車が止められている
駐車場に向かい、脇宗と共に軽自動車に乗った。脇宗の運転する車はそのまま
駐車場を出て、大通りへと向かった。


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