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今夜は兄妹ふたりっきり
【兄妹相姦 官能小説】

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今夜は兄妹ふたりっきり-3

「とっ…ところで、お前にはもう好きな人がいるのか?」。
沈黙が続いているのに気付き、あせって妹に訊いてしまった。もっと気の利いた当たり障りのない質問ができないのか…と情けなくなったが、もう仕方がない。
妹は肯定した。年頃なのだから当たり前だ。いない方がおかしい。いなければ実の兄の自分が立候補しよう…などという虫のよい考えはあっけなく崩れた。
「そりゃそうだよな。…ひょっとして、オレの知っている奴かなぁ…」
続けてそう訊くと、妹はそれも肯定した。
(やっぱり。…誰だろう?)
妹の同級生とか先輩で僕の知っていそうな人間を思い浮かべた。
(…僕と真知子とは高校も同じだし、知っている奴も多いけど。…やっぱり自分たちの小さい頃からの知合いなのかな)
「…Mか?」
僕の知る限りで、もっとも女に持てそうな奴をあげたのだが、妹はそれを言下に否定した。
(それなら誰だろう?…他に思いつくような奴はいないしなぁ)しばらく考えたが出てこない。
「う〜ん、わからないなぁ」
と言いかけたとき、妹はつっけんどんな感じで僕に言葉をぶつけてきた。

唐突に兄が、私に好きな人がいるかどうかを訊いてきた。
(え?…いるに決まってるじゃない。目の前にいるお兄ちゃんよ)
そう言おうとしたが、いきなり実の妹からコクられたら、さすがに兄も困るだろう。
「…うん、いるよ」とだけ答えた。それしかない。
 兄は一瞬微妙な表情をした。
 そして、自分の知っている人間かどうかを訊いてきた(…もちろん、そうよ)。
「うん、よく知っている人」(これってなんだかクイズみたい…)
 兄は遠くを見るような眼をしながら少しの間考えていた。そして同じ町内で、子どもの頃一緒によく遊んだことのある、私の同級生Mの名前をあげた。
 はっとした…私は彼が大嫌いなのだ。
「ううん、違うわ…」
確かにMは私に言い寄っていた。しかし、ずっと冷たい態度をとり続ける私に業を煮やし、ある時から私をひどい言葉で中傷し始めたのだ。
 兄はまだ他の人を探しているようだった。
…じれったくなった。
「もっと近くにいる人よ!」そして、「今もすぐそばにいる!」(お兄ちゃんよ)と言ってしまった。



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