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女子高生 明
【同性愛♀ 官能小説】

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変態女の囁き6-1

開いたドアからは汗臭い様な匂いが漂ってきました。
私は恐る恐るといった感じで登志子ちゃんの部屋に入りました。
脱いだままのショーツや空になったお菓子の袋が床に散らかりお世辞にも綺麗とは言えない部屋でした。
ただ散らかっているだけで妙な物は目はつきませんでした。
「座って…明ちゃん」
私は勧められるままにベットの端にちょこんと腰をおろしました。
「ちょっと待っててね」
登志子ちゃんは箪笥から何かひっぱり出すとニヤニヤしながら部屋から出てゆきました。
“部屋着?”私は登志子ちゃんが手にしていた物は部屋着なのかなぁなんて暢気に考えていました。
そして何気なく手を体の後ろ側でついた時。
ベットのシーツの下に何か薄くて硬い物が…。
“なんだろう?”私はそっとシーツをまくって見ました。
……!!
エロ本でした。
一冊や二冊じゃありません。
沢山のエロ本…しかも男の人が見る様などぎついエロ本がシーツの下に隠してありました。
“や…やだ!”そのエロ本に混ざる様に私の写真もありました。
私の写真は私の普通の姿や恥ずかしい所を隠し撮りしたらい物もありました。
自分の恥ずかしい写真を目の当たりにして。
そして…登志子ちゃんが夜な夜なこのエロ本や写真で何をしているか考えただけで下半身が痺れてきました。
でもあの隠し撮りの枚数…はっきり言って恐怖でした。
自分がこの部屋にいる事自体がとんでもない間違いかもしれない。
そんな気持ちにもなってくるのですが結局何も出来ず私は登志子ちゃんを待ちました。

二十分くらい経った時でした。
「お待たせ明ちゃん!」
ドアが開いて登志子ちゃんが戻ってきました。
「と…登志子…ちゃん…」
その姿を見て私は唖然としました。
黒いクケスケのベビィードールを着た登志子ちゃんが部屋に入って来ました。
しかも顔にはケバケバしいまでの化粧を施しています。
「な…なに…」
可笑しさを通り越して怖いくらいのカッコでした。
「可愛い?」
グロスで真っ赤になった唇で登志子ちゃんがニィっと笑いました。
私は驚きのあまり肯定する事も否定する事も出来ずに登志子ちゃんを見つめました。
「あははは…ねぇ可愛いでしょ?」
登志子ちゃん気が触れてた様に私に詰め寄ってきました。
「ひぃ!」
あまりの恐怖に私はベットの上で身を竦めてしまいました。
「明ちゃんも…お化粧してあげる…」
登志子ちゃんが大きな顔を私の顔に近づけました。
その滑稽なまでのド派手なお化粧も見れば見る程背筋が寒くなり。
麻痺しかけた私の心もかなり明確に恐怖を感じていました。
でも…その恐怖は更に私の心と身体を麻痺させて…抵抗する気力を奪い去ってゆきました。

「ぐふふふふっ…眼鏡、外して」
登志子ちゃんの両手が私の眼鏡を外しました。
「あ…あぁぁ…」
剥き出しになった卑猥な感じの登志子ちゃんの二の腕を見つめ…私は震えるしか出来ませんでした。
「うふふふふふ…」
登志子ちゃんはその下品なメイクにマッチした笑い声を上げながら私の眼鏡をそっと置くと持参した化粧ポーチを開けました。
「まずはグロスよ…」
登志子ちゃんは私の小さくて薄い…ちょっとアヒル口の唇に真っ赤なグロスを塗りたくってきました。
私は小刻みに震えながらも人形の様にジッとしているしかありませんでした。
「次は頬よ…」
登志子ちゃんがファンデーションを私の顔に塗りたくってきました。
「んっ…」
私は眉をしかめて耐えました。
普段からあまりお化粧をしない私でも順番が滅茶苦茶なのがわかります。
その手つきも不器用な感じでした。


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