投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々
【教師 官能小説】

養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々の最初へ 養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々 6 養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々 8 養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々の最後へ

養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々C-1

「寒椿先生…ちょっといいですか?」
会議が終わると川村先生が私を呼び止めたの。
「何ですか?川村先生」
私は会議で使った資料を胸に抱きながら振り返ったの。
川村先生は愛嬌のあるつぶらな瞳で私を見つめてるわ。
「村田優の事なんですが…」
川村先生が申し訳なさそうに言ったの。
村田優君というのは三年生の男子で。
やんちゃなグループの中でも中心的な生徒だったの。
身体が大きくてかなり乱暴な生徒だったみたい…私の前ではいい子なんだけど。
顔つきはハーフの様な感じ凄いイケ面なの。
もちろん…私のセフレの一人で川村先生に無理矢理、野球部に入れられた一人だったんだけど。
「村野君がどうかしまして?」
女の私と教員の私が同時に村田君を心配したの。
「いや…この一週間学校に来てなくて…寒椿先生…何か聞いてないかと思って」
「聞いていないわねぇ…」
私は一週間からその前の事を考えたけど…思い当たる節は無かったわ。
「そうですか…」
この人は本気で村田君を心配してるみたいね。
ホントに立派な教師よね。
「どうするの?川村先生」
「今日…これから村田の家に行ってみようと思います」
川村先生は私の問いに真っ直ぐな笑顔を見せたの。
いい男…いい男だわ。
「頑張ってね…私も出来る事があったら協力するから…」
私は微笑みながら川村先生の腕に触れたの。
がっしりしたいい腕だわ。
「はい!よろしくお願いします!」
川村先生は一礼すると走っていたわ。
ホント愛すべき教師だわ…そのうち抱いてもらいたいわぁ。
私はうっとりとその背中を見送ったの。

「チョロ!ちょっと来なさい!」
私は体育館の裏で煙草を吸おうとしてたチョロを捕まえたの。
「なんだ…優衣チンかぁ」
慌て煙草を隠したチョロがホッとした様に言ったの。
「なんだじゃないわよ!何…煙草なんか吸ってんの!来なさい!」
「いたっ!痛いよ!優衣チン…」
私は金髪モヒカンの悪ガキの耳を引っ張って保健室に連れて行ったの。
この見るからにキャラクター勝負の三枚目は三年生の伊藤敏則…通称チョロ。
まぁ…セフレと言うより私のパシリみたいな存在ね。
もっとも本人は彼氏候補ナンバーワンのつもりみたいだけど。
「ちょっと!あんた!あんなトコで煙草吸ってんじゃないわよ!」
私は保健室で仁王立ちになってチョロを睨んだの。
「ごめん…次は屋上で…」
チョロは愛嬌のある小さな目で私をオドオドと見上げたの。
「そうね…屋上なら…ってコラ!高校生が煙草なんて吸ってんじゃないの!」
「はい!これからは優衣ちんのおっぱいを」
お約束のボケと突っ込みが繰り返されて。
「いい加減にしなさい!」
バシッ!
私はオー○リーの若林君の様に刈り上げたチョロの側頭部を叩いたの。
いつまでもバカやってないで…本題に入んなきゃ。
私は頭をさすっているチョロを簡易ベットに座らせ…その横に座ったの。
「なによ…なによ…」
もう…このバカは何をニヤニヤしてるの!
「ねぇチョロ…村田君の事何だけど?」
私の言葉にチョロの顔が何だって感じになったの。
「村田かぁ…アイツ学校辞めんじゃね」
チョロは関心なさげに言ったの。
「辞めんじゃねって…あんた村田君の友達でしょ!」
私も教員としては結構熱い方なのよね。
「いや…だってさぁ…」
チョロは口ごもったの。
この子達はバカだけど友情だけは厚かったはず…何かあったのね。


養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々の最初へ 養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々 6 養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々 8 養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前